一美 和成(いちみ かずなり、1997年11月10日 - )は、熊本県八代市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・ファジアーノ岡山FC所属。ポジションはフォワード。
来歴
プロ入り前
地元熊本にあるクラブで年中から小学5年生までサッカーの基礎を習い活躍する。その後エスペランサ熊本ジュニアに移籍、小川中学時代は週末はエスペランサ熊本でプレーし平日にはJFAアカデミー熊本宇城に通いプレーの基礎を学んだ[1]。中学卒業後熊本のサッカー名門校大津高校に進学すると、2年次の2014年の全国高校総体でチームは準優勝の成績をおさめ大会優秀選手に選出された[2]。3年次の2015年4月に特別指定選手としてロアッソ熊本に登録されると[3]、同年9月にはFW転向からわずか1年で年代別代表に選出された。
2015年10月22日、同じく熊本の特別指定選手であった野田裕喜とともにガンバ大阪加入内定が発表された[4]。ガンバ大阪がユース以外の高校生ルーキーを獲得するのは、玉置慎也以来、8年ぶりのこととなる。12月、自身にとっては初となる選手権への出場権を掴み野田と共に大会の注目選手に挙げられ、初戦となる2回戦前橋育英高校戦では1点ビハインドの状況からPKで同点ゴールを決めたがチームは敗れ初戦敗退となった。
ガンバ大阪
2016年よりガンバ大阪に入団。3月13日、J3リーグ開幕戦のY.S.C.C.横浜戦でプロ初先発。7月10日、J3第13節のセレッソ大阪U-23戦との大阪ダービーでは、途中出場からプロ初得点をあげて2-1の勝利に貢献した[5]。
2017年3月20日、J3第2節のSC相模原戦でケガから復帰を果たし[6]、5月21日、第9節のアスルクラロ沼津戦でA契約に移行した。7月2日、第15節の栃木SC戦でシーズン初得点を決め、7月15日、第17節のブラウブリッツ秋田戦では首位相手に2得点を決めて勝利に貢献した。
2018年8月10日、J1第21節のFC東京戦でJ1リーグ初先発を飾り[7]、9月9日、ルヴァンカップ準々決勝第2戦の横浜F・マリノス戦でトップチーム初得点を決めた[8]。10月6日、第29節のセレッソ大阪戦では途中出場してダービー戦初出場を果たした[9]。
レンタル時代
2019年1月7日、京都サンガF.C.に育成型期限付き移籍で加入[10]。4月7日、第8節の栃木SC戦で初先発を飾ると、移籍後初得点を含む2得点を決めた[11]。5月25日、第15節のレノファ山口FC戦では2試合連続ゴールを決めた[12]。8月4日、第26節の東京ヴェルディ1969戦でシーズン二桁ゴールを達成[13]。12月4日、キリンチャレンジカップ・ジャマイカ戦に挑むU-22日本代表メンバーに初選出され、28日の当試合で途中出場から得点を決めた。
2020シーズンより、横浜FCに期限付き移籍により加入すると発表された[14]。7月4日、第2節の北海道コンサドーレ札幌戦でJ1初ゴールを決めた[15]。
ガンバ大阪復帰
2021年1月4日、ガンバ大阪に期限付きから復帰した[16]。5月12日、第20節のサンフレッチェ広島戦で復帰後ガンバ大阪でのJ1初得点を決めた。
徳島ヴォルティス
2021年8月11日、徳島ヴォルティスに完全移籍で加入した。[17][18] 9月18日、第29節の川崎フロンターレ戦で移籍後初得点を決めた。
京都サンガF.C.
2023年、京都サンガF.C.へ完全移籍で復帰した[19]。
ファジアーノ岡山FC
2024年7月、ファジアーノ岡山FCへの完全移籍を発表[20]。
所属クラブ
個人成績
国内大会個人成績 |
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ |
リーグ戦 |
リーグ杯 | オープン杯 |
期間通算 |
出場 | 得点 |
出場 | 得点 | 出場 | 得点 |
出場 | 得点 |
日本
| リーグ戦 |
リーグ杯 | 天皇杯
|
期間通算
|
2016 |
G大阪 |
33 |
J1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0
|
2017 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0
|
2018 |
19 |
9 |
0 |
2 |
1 |
0 |
0 |
11 |
1
|
2019 |
京都 |
23 |
J2 |
36 |
17 |
- |
0 |
0 |
36 |
17
|
2020 |
横浜FC |
9 |
J1 |
31 |
4 |
3 |
0 |
- |
34 |
4
|
2021 |
G大阪 |
20 |
18 |
1 |
- |
1 |
0 |
19 |
1
|
徳島 |
17 |
12 |
2 |
- |
- |
12 |
2
|
2022 |
J2 |
25 |
7 |
0 |
0 |
0 |
0 |
25 |
7
|
2023 |
京都 |
22 |
J1 |
13 |
0 |
2 |
1 |
0 |
0 |
15 |
1
|
2024 |
12 |
0 |
1 |
0 |
2 |
0 |
15 |
0
|
岡山 |
J2 |
11 |
1 |
- |
- |
11 |
1
|
通算 |
日本 |
J1
|
95 |
7 |
8 |
2 |
3 |
0 |
106 |
9
|
日本 |
J2
|
72 |
25 |
0 |
0 |
0 |
0 |
72 |
25
|
総通算
|
167 |
32 |
8 |
2 |
3 |
0 |
178 |
34
|
その他の公式戦
国内大会個人成績 |
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ |
リーグ戦 |
期間通算 |
出場 | 得点 |
出場 | 得点 |
日本
| リーグ戦 |
期間通算
|
2016 |
G大23 |
33 |
J3 |
29 |
3 |
29 |
3
|
2017 |
25 |
8 |
25 |
8
|
2018 |
19 |
21 |
8 |
21 |
8
|
通算 |
日本 |
J3
|
75 |
19 |
75 |
19
|
総通算
|
75 |
19 |
75 |
19
|
タイトル
代表
- U-18日本代表
代表歴
脚注
関連項目
外部リンク
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1 - 10,000 |
- 1 岡元勇人 1999.3.14
- 500 ジョルジーニョ 2000.3.12
- 1,000 鳴尾直軌 2000.10.1
- 1,500 エジミウソン 2001.7.28
- 2,000 小石龍臣 2002.4.20
- 2,500 ジョルジーニョ 2002.11.10
- 3,000 アウグスト 2003.8.30
- 3,500 バロン 2004.6.26
- 4,000 永井俊太 2005.5.7
- 4,500 高橋健二 2005.11.23
- 5,000 アジエル 2006.7.29
- 5,500 酒本憲幸 2007.4.15
- 6,000 アンドレ 2007.9.29
- 6,500 レオナルド 2008.6.11
- 7,000 関口訓充 2008.12.6
- 7,500 小松塁 2009.6.24
- 8,000 大西容平 2009.10.4
- 8,500 倉田秋 2010.6.6
- 9,000 東慶悟 2010.12.4
- 9,500 宮吉拓実 2011.8.27
- 10,000 平本一樹 2012.3.17
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10,500 - 20,000 |
- 10,500 キローラン木鈴 2012.7.8
- 11,000 高山薫 2012.11.11
- 11,500 高原直泰 2013.6.15
- 12,000 ドウグラス 2013.9.29
- 12,500 青木孝太 2014.5.3
- 13,000 城後寿 2014.9.6
- 13,500 片山瑛一 2015.4.5
- 14,000 川辺駿 2015.8.1
- 14,500 島屋八徳 2016.4.3
- 15,000 鄭大世 2016.7.24
- 15,500 船山貴之 2017.3.4
- 16,000 吉田眞紀人 2017.6.25
- 16,500 阪野豊史 2017.10.14
- 17,000 安柄俊 2018.5.6
- 17,500 北爪健吾 2018.8.25
- 18,000 ヨルディ・バイス 2019.4.7
- 18,500 ライアン・デ・フリース 2019.8.4
- 19,000 山田将之 2019.11.24
- 19,500 オウンゴール 2020.9.13
- 20,000 山田将之 2020.12.2
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20,500 - 30,000 | |
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得点王(J1 - J2 - J3) - 記念ゴール(J1 - J2 - J3) |