三浦龍輝

三浦 龍輝
名前
愛称 リューキ[1]
カタカナ ミウラ リュウキ
ラテン文字 MIURA Ryuki
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1992-05-17) 1992年5月17日(32歳)
出身地 東京都町田市[2]
身長 181cm
体重 75kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 ジュビロ磐田
ポジション GK
背番号 21
利き足 右足[1]
ユース
1999-2007 日本の旗 町田JFC
2008-2010 日本の旗 FC東京U-18
2011-2014 日本の旗 明治大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2015 日本の旗 柏レイソル 0 (0)
2016 日本の旗 AC長野パルセイロ 15 (0)
2017- 日本の旗 ジュビロ磐田 97 (0)
代表歴
2007-2008  日本 U-15/16
1. 国内リーグ戦に限る。2024年12月8日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

三浦 龍輝(みうら りゅうき、1992年5月17日 - )は、東京都町田市出身のプロサッカー選手Jリーグジュビロ磐田所属。ポジションはゴールキーパー(GK)明治大学商学部卒業[3]

来歴

プロ入り前

スキー一家で育ち、小学1年生時からサッカーを始める[3]。小学6年生時にGKへ転向し[4]、中学生の頃からGKに専念[3]

2008年にFC東京U-18へ加入。2010年にはトップチーム2種登録されている[5]。同期には松藤正伸武藤嘉紀江口貴俊佐々木陽次廣木雄磨らがいる[2]2009年のU-17ワールドカップを目指す日本代表の候補でもあったが、2008年9月に肩の脱臼によりAFC U-16選手権への出場を辞退[3][6]。以後、同代表に復帰することは叶わなかった。

2011年、松藤と共に明治大学へ進学し、サッカー部に所属。3期上の高木駿が卒業した2年時から正GKの座を掴んだ。2014年は自ら立候補して主将を務め[7][8]リーグ戦での最少失点を記録。足元の技術に長け[7]スウィーパーさながらの高い位置取りから多様なキックでビルドアップにも貢献[9][10][9]。体格の小ささを補って余りあるプレーぶりから[8]、同世代のGKの中でNo.1と評価されていた[11]

プロ入り後

柏レイソル

2015年、Jリーグ柏レイソルへ加入するも[12]、出場機会の無いまま1年限りで契約満了[13]

AC長野パルセイロ

2016年、AC長野パルセイロへ移籍[14][15]。同年のJ3開幕節大分戦でJリーグ初出場を果たした。

ジュビロ磐田

2017シーズンからジュビロ磐田へ完全移籍することが発表された[16]。6月21日、天皇杯2回戦のHonda FC戦で移籍後初先発し、PK戦でHondaのキッカー4人のPKをストップし、磐田の3回戦進出に貢献した[17]。 その後の試合からこれまで第2GKだった八田直樹やルヴァンカップなどで出場機会を得ていた志村滉などを抑え第2GKに昇格。2018年はカミンスキーがJ1第2節・対名古屋グランパス戦の前日に負傷したことから、同試合に急遽スタメンとしてフル出場し、J1リーグデビューを果たした[18]

2019シーズンも控えがメインだったが、チームの不調で守護神だったカミンスキーに代わってこれまでメンバー外だった八田がスタメンに返り咲いたために追い出される形で第3GKへ降格した。このままシーズンは終了。チームもJ2へ降格し、自身も出場は無かった。

2020シーズンも引き続き八田が正GKで起用されたことからこの年の出場は無かったが、翌年の2021シーズンは前年から一転してJ2リーグ第6節・ファジアーノ岡山FC戦以降は開幕から不調の八田に代わってレギュラーとしてシーズン終了まで出場し、J2優勝とJ1昇格へ貢献した[19]

3年ぶりにJ1に復帰した2022シーズンは、背番号を21に変更した。正GKとしてリーグ戦28試合に出場するもチームは1年でJ2降格となった。

2023シーズンも引き続き正GKとしてリーグ戦29試合に出場。チームのJ1昇格に貢献した。

2024シーズンは川島永嗣の加入に伴い第2GKに降格。リーグ戦の出場機会は川島が怪我で離脱した3試合にとどまった。

人物

所属クラブ

個人成績

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2014 明治大 1 - - - 2 0 2 0
2015 35 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2016 長野 31 J3 15 0 - 2 0 17 0
2017 磐田 36 J1 0 0 0 0 4 0 4 0
2018 2 0 4 0 3 0 9 0
2019 0 0 5 0 1 0 6 0
2020 J2 0 0 - - 0 0
2021 37 0 - 0 0 37 0
2022 21 J1 28 0 0 0 0 0 28 0
2023 J2 29 0 4 0 0 0 33 0
2024 J1 3 0 0 0 0 0 3 0
通算 日本 J1 33 0 9 0 8 0 50 0
日本 J2 66 0 4 0 0 0 87 0
日本 J3 15 0 - 2 0 17 0
日本 - - 2 0 2 0
総通算 114 0 13 0 12 0 139 0
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2015 35 0 0
通算 AFC 0 0

タイトル

ユース時代

クラブ

ジュビロ磐田

代表歴

脚注

  1. ^ a b 『Jリーグ選手名鑑2016 J1・J2・J3 (エルゴラッソ特別編集)』三栄書房、2016年、263頁。 
  2. ^ a b FC東京U-18 選手紹介”. 2010年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月18日閲覧。 FC東京
  3. ^ a b c d 大学蹴球 注目! この人 三浦龍輝/明大・GK 前編 日刊スポーツ (2014年4月2日)
  4. ^ AC長野の新戦力・GK三浦龍輝 守備範囲と足元の技術強み 信濃毎日新聞 (2016年2月14日)
  5. ^ 登録選手追加・変更・抹消のお知らせ Jリーグ (2010年9月3日)
  6. ^ U-16日本代表(AFC U-16選手権 ウズベキスタン2008)選手入れ替え 日本サッカー協会 (2008年9月16日)
  7. ^ a b 大学蹴球 注目! この人 三浦龍輝/明大・GK 後編 日刊スポーツ (2014年4月3日)
  8. ^ a b <首都スポ>三浦主将 明大Vだ 最後のリーグ戦&全日本選手権 東京中日スポーツ (2014年6月11日)
  9. ^ a b 守護神にしてドリブラー。利き手は右だが左投げという新加入選手・三浦龍輝の謎 blogola (2015年2月15日)
  10. ^ 大学サッカー 早稲田大・近藤貴司 『とにかくキックの種類が豊富です。』 blogola (2014年5月16日)
  11. ^ 2015年の君たちは――。東京ヴェルディユース、花の92年組を追って:第9回 松澤香輝 (7/7) フットボールチャンネル (2014年8月21日)
  12. ^ a b c d 明治大学 三浦龍輝選手 新加入のお知らせ 柏レイソル (2015年2月13日)
  13. ^ 契約満了選手のお知らせ 柏レイソル (2015年12月5日)
  14. ^ 三浦龍輝選手 AC長野パルセイロへ移籍 柏レイソル (2016年1月6日)
  15. ^ 新加入選手のお知らせ AC長野パルセイロ (2016年1月6日)
  16. ^ 三浦 龍輝選手が完全移籍加入』(プレスリリース)ジュビロ磐田、2017年12月21日http://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=5225&year=2016&month=122018年11月4日閲覧 
  17. ^ 磐田3回戦進出 PK戦GK三浦が好セーブ勝利呼ぶ”. 日刊スポーツ (2017年6月21日). 2018年11月4日閲覧。
  18. ^ 【磐田 vs FC東京】 ウォーミングアップコラム:チャンスを掴み飛躍を遂げる三浦龍輝J's GOAL(2018年3月9日)
  19. ^ 磐田J2優勝、最後方から支えた守護神GK三浦龍輝の存在/Jの焦点日刊スポーツ 2021年11月30日
  20. ^ なでしこ岩渕、同級生Jリーガーと“私服2ショット” ピースサインで笑顔に反響”. www.football-zone.net (2018年8月13日). 2023年9月1日閲覧。
  21. ^ 「アミノバイタル」カップ2013 第2回関東大学サッカートーナメント大会 最終結果”. 2013年7月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月10日閲覧。 関東大学サッカー連盟 (2013年6月9日)
  22. ^ 【AFC U-16選手権予選】U-15日本代表チームメンバー 日本サッカー協会 (2007年10月10日)
  23. ^ U-16日本代表チーム (2008サニックス杯国際ユースサッカー大会 3/18-23) 日本サッカー協会 (2008年3月10日)
  24. ^ U-16日本代表チームメンバー (AFC U-16選手権 ウズベキスタン2008) 日本サッカー協会 (2008年9月12日)

関連項目

外部リンク