大和田駅 (北海道)
大和田駅(おおわだえき)は、北海道(留萌振興局)留萌市大和田3丁目にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)留萌本線の駅(廃駅)である。電報略号はワタ。事務管理コードは▲121508[2]であった。 廃止前までは深川方面の列車2本が当駅を通過していた。 歴史当駅は大和田炭砿の所有者大和田荘七の寄付により、運炭を目的として開設された。 年表
駅名の由来前述の大和田荘七所有の炭鉱所在地に設置されたため[11][12][13]。 駅構造廃止時点では単式ホーム1面1線を有する地上駅で、ホームは線路の南側(留萌方面に向かって右手側)にあった。[14]、転轍機を持たない棒線駅となっている[14]。1986年までは島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な交換駅で[15]、駅舎側(南側)が上り線、駅舎の反対側が下り線となっており[15]、転轍機の形状は深川方、留萌方ともに上り線からの片開き分岐であった[15]。また、駅舎とホームはホーム北側を結んだ構内踏切で連絡した[15]。そのほか上り線の深川方から分岐し駅舎東側への行き止まりの側線を1線有していた[15]。交換設備運用廃止後は1993年(平成5年)3月までに線路が撤去された[14]。 廃止時点では無人駅となっており、有人駅時代の藤山駅と同型の駅舎は改築され、トイレの無い[16]、ヨ3500形車掌車[17]を改造した貨車駅舎となっていて[14]、宗谷本線の貨車駅舎と全く同一の外観となっていた[17]。駅舎は構内の南側に位置し、ホームから少し離れた位置の[14]旧駅舎の基礎の上に設置されている[16]。外壁の塗装は著しく劣化し[16]、錆により駅名表記も読めないほどになっていたが、 2016年現在時期は不明だが塗装し直された。 かつてホーム上には60 - 70 cm四方の炭塊が飾られていた[15]が、無人化以降に撤去された[14]。
利用状況乗車人員の推移は以下のとおりであった。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
駅周辺大和田の集落がある。国道が駅裏に切り替えられたため道路が細い砂利道となり、駅が街外れの人気のない場所となってしまっている。 隣の駅脚注注釈
出典
JR北海道
関連項目外部リンク
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