塩崎駅
塩崎駅(しおざきえき)は、山梨県甲斐市下今井にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である[2]。駅番号はCO 45[1]。 昭和初期からの駅新設運動が戦後に具体化し、建設費を地元負担の請願駅として建設された。駅名は開業当時の村名である、山梨県北巨摩郡塩崎村に由来する。 歴史
駅構造JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している甲府駅管理の業務委託駅[4]。相対式ホーム2面2線を有する地上駅[2]。ホームは嵩上げされていない。ホームは築堤の上に置かれ、駅舎などから見ると高い位置にある。二つのホームは跨線橋や構内踏切では繋がっておらず、連絡は一旦駅を出てから線路をくぐる公道に寄る。 かつては上りホームには駅舎は設置されていなかった。業務委託駅になった後、公道から階段を上った所に券売機が1台設置された券売機小屋が設置された。一時期上りの券売機が2台設置されていたことがあった。 開業当時の駅舎が下りホーム側にあり、無人駅化後に解体されたが、国鉄末期に旧駅舎跡地にコンビニエンスストア「ジェイショップ塩崎」が開業し、同時に業務委託駅となった。 その後、山梨県甲斐市とJR東日本は協働で新駅舎を建設し、2014年(平成26年)10月8日に使用を開始した[9][10]。ホームと駅前広場の高低差を解消すべくスロープを新設した他、ホーム嵩上げにより車両とホームの段差を解消するなど、バリアフリーに配慮した駅舎となっている。駅舎外観は南北それぞれの周辺環境に配慮し、南口駅舎は曲面の壁と塔を強調した西洋的なイメージ、北口駅舎は柱とひさしを強調した日本的なイメージと、それぞれ異なる雰囲気に仕上げている[9]。 のりば
(出典:JR東日本:駅構内図) ※現地の案内標では「中央本線」ではなく「中央線」と表記されているが、あくまで略称としての意味である。
利用状況JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,016人である[利用客数 1]。 2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。
駅周辺住宅地の中にある駅である。山梨県唯一の滑走路のある日本航空高等学校の最寄り駅となる。
バス路線「塩崎駅」停留所にて、山梨交通韮崎営業所が運行する路線バスが発着する。 隣の駅脚注記事本文
利用状況
関連項目外部リンク
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