吉岡村 (鳥取県)
吉岡村(よしおかそん)は鳥取県高草郡・気高郡にあった村・自治体である。 概要現在の鳥取市吉岡温泉町・妙徳寺・双六原・矢矯・洞谷・瀬田蔵・長柄に相当する。中心に当たる大字吉岡は高草気多郡役所および気高郡役所所在地であった。 明治維新時には因幡国高草郡湯郷(湯之郷)に属した湯村・湯谷村・妙徳寺村・双六原村・矢矯村と、同郡大谷保(大谷の保)に属した洞谷村・瀬田蔵村・長柄村が存在した[1][2]。 応和2年(962年)に葦岡長者という豪族により吉岡温泉が発見されたと伝えられているが、「吉岡の保」と呼ばれていたことから吉岡村となった。その後寛文年間の改正で吉岡村は湯村と呼ばれるようになった[1]。 妙徳寺は以前は明徳寺と書かれ古寺をそのまま地名としたものであった。双六原は吉岡で遊んだ武士がこの地に隠れて双六(博打)を行った場所と伝えられる[1]。 また瀬田蔵は鹿野城主亀井氏の糧秣庫「瀬田倉」が当地にあったことに由来し、長柄は元は長永と言って紀元前一郷の首府であったと伝えられる[1]。 沿革
行政歴代村長
教育脚注
関連項目 |