佐和駅
佐和駅(さわえき)は、茨城県ひたちなか市大字高場(たかば)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である[1]。 当駅はひたちなか市北西部に位置し、佐和高校と北隣の東海駅と共に笠松運動公園[3]の最寄駅である。 歴史
駅構造JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託する業務委託駅(勝田駅管理)。Suica対応自動改札機・指定席券売機・乗車駅証明書発行機設置駅である。以前は簡易改札機を設置していた。 橋上駅舎化以前はバリアフリー対応のため各ホームを連絡する跨線橋の両端にエレベーターが設置されていた。 のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
利用状況JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は3,420人である[利用客数 1]。 2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺
駅前団地・稲田団地・柏野団地・板宮団地・小貫山団地・常葉台団地・さわ野杜団地等[10]、駅周辺には団地が多く立地し、住宅街が広がっている。 駅出入口は西口のみだが、付近の踏切が狭く、歩道がないことからラッシュ時は危険であるため、東口を建設する動きがある。駅前はもともと住宅区画だったので商店街はない(近くにはあるが寂れて、商店街と言いがたい形となっている)。利用人数の増加とともにロータリーを整備し、同時に駅駐輪場隣の道は終日、車は通行止めとなっている。佐和駅東西自由通路と 駅舎の橋上化に向けた計画を策定、駅東区の区画整理は2018年(平成30年)度で見直し作業も終わり、新たな事業整備を進める[11]。 バス路線「佐和駅西口」停留所および「佐和駅東口」停留所にて、ひたちなか市のコミュニティバス「スマイルあおぞらバス」が発着する。 佐和駅西口佐和駅北踏切
佐和駅東口
区画整理と駅舎橋上化佐和駅東土地区画整理は景気の低迷などの影響もあり「柔らかい区画整理」への転換が図られた。これに合わせて作業工区を1区・2区と分割し、段階的に施工していくことが提案された[12]。現在は東口に接続する「佐和停車場高野線」および佐野図書館前の「高場高野線」を中心に道路整備が進んでいる。 2018年には佐和駅周辺地区都市再生整備計画が公表された[13]。これは佐和駅東区画整理による人口増見込みのほか、リゾート構想があるひたちなか地区・勝田駅がある中心地区へのアクセス性向上、駅舎の体質改善等の理由により、佐和駅および周辺の都市基盤整備を行うものである。具体的には、駅舎の自由通路整備・橋上化、東口整備、西口の再整備、駅に向かう道路を含めたバリアフリー化等が計画されている。自由通路・橋上化においては、地域の新たな核としての「中心性」、ベッドタウンとしての「和み」、地名の由来である沢のような「うるおい」を3つのコンセプトとして設計が進められた[14]。工事着手は東口用地確保が完了する2021年度となり[9]、2021年12月21日から22日にかけての深夜帯に仮駅舎への移転が実施された。 2023年9月2日より東西自由通路および橋上駅舎の供用を開始した[8]。
隣の駅脚注記事本文
利用状況
関連項目外部リンク
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