高浜駅 (茨城県)
高浜駅(たかはまえき)は、茨城県石岡市北根本にある東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である[1]。 歴史
駅構造2面3線のホームを持つ地上駅。東側に単式ホーム1面1線、西側に島式ホーム1面2線が設けられ、計2面3線となる[1]。のりばは駅舎側から1番線、2番線、3番線である。 石岡駅が管理し、JR東日本ステーションサービスが受託する業務委託駅。2006年(平成18年)3月1日に、自動改札機が導入された。同日に導入された「もしもし券売機Kaeruくん」は、2012年(平成24年)2月14日をもって営業を終了し、代わりに多機能券売機が導入された。 「もしもし券売機Kaeruくん」導入時にみどりの窓口は閉鎖されており、当駅で指定席券を購入することが出来なくなっていたが、 2015年(平成27年)2月10日に指定席券売機が導入され、一部の列車を除いて再度指定席券の購入が出来るようになった。その他、近距離乗車券の自動券売機、早朝は自動券売機が稼動していないため乗車駅証明書発行機が設置されている。また、当駅では東京圏輸送管理システムが導入されている。 のりば
(出典:JR東日本:駅構内図) 下りのみ列車待避が可能であり、3番線が下り待避線となっている。下り普通列車の多くは当駅で特急列車の通過待ちを行っていたが、2022年3月ダイヤ改正で日中の土浦 - 水戸間での待避が行われなくなり、他の時間帯でも神立駅や羽鳥駅で待避が行われることが増え、当駅での待避は減少した。かつては羽鳥駅での待避が多く、石岡駅からの乗り継ぎも可能であった。待避に伴う停車時間は長く、列車によっては10分以上となる[5]。
利用状況JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は894人である[利用客数 1]。 2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通りである。
駅周辺駅の東側で恋瀬川が霞ヶ浦に注ぎ、周辺は釣りの名所となっている。夏季には田んぼが辺り一面を緑に染め、ホームからも絶景が広がる。駅前には「茨城百景 高濱の釣場」の石碑が建てられている[1]ほか、駅構内にはかつて上京の折、恋瀬川増水による列車抑止のため当駅にて足止めに遭った宮沢賢治の記念碑が存在する[注釈 1]。 駅前には駐車場がある。 バス路線
その他当駅は石岡市の南部に位置し、舟塚山古墳[6]、隣の小美玉市の(旧・玉里村)と(旧・小川町)の最寄駅であり、日中は上り(土浦・取手・上野方面)、下り(石岡・友部・水戸・勝田方面)と共に、概ね1時間に2本の普通列車が当駅に停車する[7]。 隣の駅脚注記事本文注釈出典
利用状況
関連項目外部リンク
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