京阪百貨店
株式会社京阪百貨店(けいはんひゃっかてん)は、大阪府守口市に本社を置く[1]京阪ホールディングス傘下の日本の百貨店である。日本百貨店協会加盟。 概説京阪百貨店は店舗としては現在5店舗を営業しており、すべて大阪府内にある。コーポレート・メッセージは『すがたも心もきれいな百貨店』。 阪急百貨店との関係本店である守口店の場所は、1972年に寝屋川市に移転した京阪電鉄守口車庫の跡地である。1946年に京阪デパートを撤退して以来、京阪グループには百貨店経営のノウハウが少なかった。このため、京阪デパート跡地で天満橋阪急を営業した経験があり[3]、電鉄系百貨店の先輩でもある阪急百貨店(現在の阪急阪神百貨店)に百貨店準備室の社員を派遣して研修を行った。阪急百貨店への研修は1985年入社の社員まで行われており[4]、守口店開店の際は阪急百貨店の支店が開業するかのように阪急百貨店関係者らは応援したという。 特色鮮魚・精肉・青果の生鮮3品については、守口店開業時から直営している。生鮮食料品は上述の阪急百貨店を含めた多くの百貨店でテナント等が運営しているため、異例の取り組みだが、専門性を高めることでほかの商業施設との差別化を図る狙いがある。2010年代後半にはさらに直営化を進め、2016年春には婦人服や紳士服の自主編集・自主販売売場、2018年春には服飾雑貨の直営売場を守口店に開設した。2018年5月下旬には京橋店のデパ地下に飲食の寿司イートイン「とれとれ寿司」も出している。これらはテナント時代よりも高い売上高を出している[5]。 くずはモール店2階に出店するロフトのほか、無印良品についても、枚方店2階(1338㎡)のほか、イオンモール堺北花田や山科などにおいてフランチャイズ店舗を運営している。これらも当社の責任・スタッフで運営するため直営化の一環としている。 京阪デパートとの関係株式会社京阪百貨店は、1932年から1946年に白木屋(東急百貨店の前身)と提携して運営されていた百貨店の京阪デパートや、1952年から1985年に存在したスーパーマーケットである京阪デパート(現在の京阪ザ・ストア、当時は京阪電鉄直営)とは別個の企業である。ただし同じ京阪グループに属する。 沿革
店舗
実現しなかった店舗三条店
松井山手店脚注注釈出典
関連項目
外部リンク
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