上大岡上大岡(かみおおおか)は、神奈川県横浜市港南区の地区。横浜市内有数の繁華街で、副都心の一つとなっている。狭義には横浜市港南区上大岡西及び上大岡東を指すが、本項では、一体となって市街地を構成している最戸・大久保・港南の一部についても述べる。 現況横浜市港南区の北東部に位置し、上大岡西の町内を鎌倉街道と京急本線が並行して南北に走る。商業地は鎌倉街道沿いに、北は鎌倉街道が京急線の東側へ抜けるガード付近から、南は笹下釜利谷道路が分岐する関ノ下交差点交差点付近までの南北500mほどの地域に集積している。大岡川より西の大久保、京急線東側の港南区上大岡東は住宅街で、磯子区との境に久良岐公園が広がる。 鶴見、港北ニュータウン、二俣川・鶴ヶ峰、戸塚と並ぶ横浜市副都心の一つ。但し、もともとは中区であったので横浜市都心の一つでもある。 交通鉄道上大岡駅の項を参照。 道路
大久保町から南高校へ向かう市道は、大久保町内の幅員が特に狭く、平成28年10月28日に発生した横浜市立桜岡小学校児童の交通事故を受け、横浜市道路局・神奈川県港南警察署などにより、調査・検討、時間帯規制、ガードパイプ、安心カラーベルト設置等安全対策を実施したが、幅員は拡幅されず、規制時刻以外の時間帯は、歩行者・自転車と中型路線バス・自動車・二輪車等が交錯し、非常に危険な状態が続いている。 平戸・芹が谷・別所方面からの市道汐見台平戸線は、拡幅工事が実施されているものの、南区別所二丁目7番地先・同三丁目1番地先部分でセットバック未完了による狭窄が生じ、路線バスを含む交通の滞りが発生している。また、横浜横須賀道路の別所インターは大型車等通行不可となっている。 主要施設商業施設金融機関(括弧内は現在の所在地)
その他歴史
・1943年(昭和28年)12月1日に中区から南区が分区したことに伴い、南区に編入された。
再開発旧京浜百貨店からバスターミナルにかけて(現在の京急百貨店・ウイング上大岡・ゆめおおおかのある区画)をA地区、さくら銀行跡・上大岡中央商店街の一部(現在のカミオがある区画)をB地区、三越上大岡店旧館(長田ビル)跡周辺(現在のミオカがある区画)をC南地区として再開発が進められ、すべての再開発事業が完了した。 現在、C北地区(主に富士ショッピングセンターやロッテリアなどがあるエリア)において31階建ての再開発計画が進んでおり、2026年度着工を目指している。 参考文献
脚注
関連項目 |
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