本郷町 (横浜市)

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本郷町
町丁
地図北緯35度25分56秒 東経139度39分17秒 / 北緯35.43214度 東経139.65481度 / 35.43214; 139.65481
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 横浜市
行政区 中区
人口情報2024年(令和6年)3月31日現在[1]
 人口 2,993 人
 世帯数 1,660 世帯
面積[2]
  0.2 km²
人口密度 14965 人/km²
設置日 1928年昭和3年)9月1日
郵便番号 231-0843[3]
市外局番 045(横浜MA[4]
ナンバープレート 横浜
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ウィキプロジェクト 日本の町・字
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本郷町(ほんごうちょう)は、神奈川県横浜市中区町名[5]。現行行政地名は本郷町1丁目から本郷町3丁目(字丁目)で、住居表示未実施[6]。面積は0.200km²[2]

地理

中区の中部に位置し、北は千代崎町、東は本牧町、南は本牧満坂および本牧緑ケ丘、西は西之谷町上野町に接する。1丁目から3丁目までの字丁目が設けられ、北西部が1丁目、北東部が2丁目、南部は3丁目となっている。1・2丁目を東西に本牧通り(市道関内本牧線)が走り、その両側は商店街となっている[7]。3丁目は、根岸の台地を北から侵食する谷戸丘陵で、主に住宅地となっている[5]。3丁目を南北にガス山通りが通り、中ほどにガス山公園がある。これは昭和30年代後半まで東京ガスのガスタンクがあったことに由来する[8]。本牧通りには昭和40年代まで横浜市電が運行されていたが、廃止されて以降町内に鉄道路線はない。関内駅から本牧まで横浜市営地下鉄3号線を建設する計画があったが、当時の地下鉄建設は開削工法が主体のため港湾物流への影響に対する懸念や、商店街の一部の反対があり、断念された[9]。本牧通りを走る路線バスが移動手段の主力となり、「千代崎町」「本郷町」のバス停が設けられているほか、山手駅から本郷町3丁目を通り本牧満坂方面への路線バスも運行されている。

歴史

古くは久良岐郡本牧本郷村の一部で、1889年明治22年)4月1日に町村制の施行により、北方村と合併して本牧村となる。1901年(明治34年)4月1日に横浜市に編入。1927年昭和2年)10月1日に区制施行により、旧村域が中区になる。1928年昭和3年)に、中区本牧町から本郷町が分離・新設された。当時は1・2丁目が設けられたが、1933年に本牧町・北方町の一部を編入、1~3丁目に改められる[10]。地名は、枝郷や出郷に対する「本郷」を意味する[11]。本郷を冠する地名には、市内に瀬谷区本郷栄区本郷台緑区東本郷がある。

世帯数と人口

2024年(令和6年)3月31日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯 人口
本郷町1丁目 164世帯 251人
本郷町2丁目 319世帯 532人
本郷町3丁目 1,177世帯 2,210人
1,660世帯 2,993人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[12]
3,281
2000年(平成12年)[13]
3,287
2005年(平成17年)[14]
3,453
2010年(平成22年)[15]
3,023
2015年(平成27年)[16]
2,947
2020年(令和2年)[17]
2,976

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[12]
1,335
2000年(平成12年)[13]
1,384
2005年(平成17年)[14]
1,512
2010年(平成22年)[15]
1,371
2015年(平成27年)[16]
1,420
2020年(令和2年)[17]
1,554

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)[18]

丁目 番地 小学校 中学校
本郷町1丁目 全域 横浜市立大鳥小学校 横浜市立本牧中学校
本郷町2丁目 全域
本郷町3丁目 全域

施設

事業所

2021年現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[19]

丁目 事業所数 従業員数
本郷町1丁目 30事業所 134人
本郷町2丁目 50事業所 389人
本郷町3丁目 30事業所 85人
110事業所 608人

事業者数の変遷

経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[20]
129
2021年(令和3年)[19]
110

従業員数の変遷

経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[20]
673
2021年(令和3年)[19]
608

その他

日本郵便

警察

町内の警察の管轄区域は以下の通りである[22]

番・番地等 警察署 交番・駐在所
全域 山手警察署 見晴通交番

関連項目

脚注

  1. ^ a b 令和6(2024)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和6年3月” (XLSX). 横浜市 (2024年4月5日). 2024年4月26日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ a b 横浜市町区域要覧”. 横浜市 (2018年7月9日). 2021年8月11日閲覧。
  3. ^ a b 本郷町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ a b 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』p.1015
  6. ^ 住居表示実施町名一覧 (令和2年10月19日現在)”. 横浜市 (2020年10月29日). 2021年8月28日閲覧。
  7. ^ 本郷町商栄会
  8. ^ 「ワシン坂」、「ガス山」、「イスパニア通り」の由来って何?”. はまれぽ.com (2011年6月2日). 2024年4月14日閲覧。
  9. ^ 誰かが反対している? 陸の孤島・本牧に鉄道が延伸しない理由の真相は?”. はまれぽ.com (2015年7月22日). 2024年4月14日閲覧。
  10. ^ 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』pp.796-797
  11. ^ 横浜の町名』p.71
  12. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  13. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  14. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  15. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  16. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  17. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年4月27日閲覧。
  18. ^ 横浜市立小学校、横浜市立中学校及び横浜市立義務教育学校の通学区域並びに就学すべき学校の指定に関する規則”. 横浜市 (2023年4月1日). 2024年5月7日閲覧。
  19. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  20. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  21. ^ 郵便番号簿PDF(2023年度版) 表紙等付属資料” (PDF). 日本郵便. 2024年5月3日閲覧。 “郵便番号データダウンロード 郵便番号簿PDF(2023年度版)
  22. ^ 交番案内/山手警察署/神奈川県警察”. 神奈川県警察. 2024年5月6日閲覧。

参考文献

  • 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』角川書店、1984年6月8日。 
  • 横浜市市民局総務部住居表示課『横浜の町名』1996年12月。 
  • 『県別マップル14 神奈川県道路地図』(第6版)昭文社、2016年、18,20頁。ISBN 978-4-398-62683-7