レッドハリケーンズ大阪 (英 : Red Hurricanes Osaka )は、大阪市 をホストエリアとしてジャパンラグビーリーグワン に所属しているラグビー チームである。2023年7月、「NTTドコモレッドハリケーンズ大阪」から改称した[ 1] 。略称は「RH大阪 」。練習場は、ドコモ大阪南港グラウンド(大阪市住之江区)。
概要
練習場は、大阪府 大阪市 にあるドコモ関西南港グラウンドである。
1993年に創部[ 2] 。
1994年度に大阪府社会人大会で優勝し、関西社会人Dリーグへ昇格。
1996年度、関西社会人Dリーグで優勝し、Cリーグへ昇格。
1998年度、関西社会人Cリーグで優勝し、Bリーグへ昇格。
2002年度に関西社会人Bリーグを2位で終える。
2003年度からトップウェストAリーグへ。
2008年まではNTTドコモ関西 が母体であったが、NTTドコモ グループが同年、全国一社体制に統合されたことにより、NTTドコモが母体のラグビー部「NTTドコモラグビー部レッドハリケーンズ 」(NTTドコモレッドハリケーンズ )となった。
2010年度、トップウェストAリーグで優勝し、トップチャレンジ1で3勝0敗しトップリーグへの昇格を決める。日本選手権に出場(2回戦敗退)。
2011年度からトップリーグで活動。
2015年度、トップリーグでリーグ戦16位(2勝7敗1分)となり、入替戦で敗戦し、トップウェストAリーグへ降格。
2016年度、トップウェストAリーグで優勝(7勝0敗)し、トップチャレンジ1で3勝0敗となり、トップリーグへ昇格。
2017年度、トップリーグのリーグ戦レッドカンファレンスで7位(6勝7敗)となり、入替戦で敗戦し、トップチャレンジリーグへ降格。
2018年度、トップチャレンジリーグで1位となり、入替戦で勝利し、トップリーグへ昇格。
2019年度からトップリーグで活動。
2021年7月16日、新リーグジャパンラグビーリーグワン のDIVISION1(1部リーグ)に振り分けされる[ 3] 。
2022年、リーグワン初年度2022シーズンからチーム名が「NTTドコモレッドハリケーンズ大阪 」となり、DIVISION1で活動。12チーム中11位。
2022年3月16日、本年7月に同1部リーグのNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安 とのチーム再編成を行うことを発表。浦安にチームの主要機能を集約させ、大阪は規模を縮小して活動する方向である[ 4] 。
この理由として、母体企業であるNTTドコモが、2022年 1月 にこれまでグローバル持株会社・持株会社NTT, Inc.(現・NTT DATA, Inc. )[ 5] の傘下にあったNTTコミュニケーションズ を子会社化したことによって、関連企業が2チームを編成する状態を是正するためとしており、時事通信社の報道によれば、大阪を本拠地とする当チームは改めてリーグワン正加盟のための入会再審査を実施する予定であり、加盟が認められた場合は2023年度のリーグ戦は3部リーグに降格の上で、企業チームとしての出場を予定しており、ドコモ・NTTコムの社員契約選手をベースにした構成にするとしている[ 6] 。関係者は「チーム(NTTドコモの実業団チーム)としては大阪に残り、今後も地域に根差した育成や普及なども行う」としている[ 7] 。
2022年5月11日、リーグワンの理事会にて2022-23シーズンのDIVISION3(3部リーグ)参加が正式に承認された[ 8] 。
2023年4月8日、2022-23シーズン途中にDIVISION3での優勝が確定し、次シーズンDIVISION2への昇格が決定した[ 9] [ 10] 。
一方、ドコモの子会社であるNTTコミュニケーションズ が運営母体の浦安D-Rocks は、DIVISION2への残留が決定。NTT(ドコモ)系のチームが2022年(当時は双方とも1部在籍)以来の同ディビジョン所属となることから、公平性について今後見極める必要があるとした[ 11] 。
2023年7月3日、チーム名を「レッドハリケーンズ大阪 」にすることを発表。「社名を外し、より一層ホストタウン『大阪』になくてはならない存在となることをめざして、チーム運営を行ってまいります」とチームがコメントしている[ 1] 。これにより、2023-24シーズンのリーグワンDIVISION2は「レッドハリケーンズ大阪」「浦安D-Rocks」とも、「NTT(ドコモ)」の社名が無くなる。
2025年4月11日、「大阪市中央区 」との連携協力に関する覚書の締結を行い、2018年の「大阪市住之江区 」との締結に始まった連携協定が、大阪市内全24区との提携が完了した[ 12] 。試合ジャージの背番号の上部には、それぞれの区名が記載される[ 13] 。
タイトル
最上位リーグ
なし
下位リーグ
成績
リーグ戦
1994-1995 大阪府社会人大会 優勝、関西社会人 Dリーグ昇格
1995-1996 関西社会人Dリーグ 2位、入替戦・敗戦
1996-1997 関西社会人Dリーグ 優勝、入替戦・勝利、関西社会人Cリーグ昇格
1997-1998 関西社会人Cリーグ 2位
1998-1999 関西社会人Cリーグ 優勝、入替戦・勝利、関西社会人Bリーグ昇格
1999-2000 関西社会人Bリーグ 6位
2000-2001 関西社会人Bリーグ 6位
2001-2002 関西社会人Bリーグ 7位
2002-2003 関西社会人Bリーグ 2位、トップウェスト Aへ参入
2003-2004 トップウェストA 4位
2004-2005 トップウェストA 3位
2005-2006 トップウェストA 5位
2006-2007 トップウェストA 4位
2007-2008 トップウェストA 5位
2008-2009 トップウェストA 4位
2009-2010 トップウェストA 2位、トップチャレンジ2 :2位、トップウェストA残留
2010-2011 トップウェストA 優勝、トップチャレンジ1 :1位、トップリーグ へ自動昇格
2011-2012 トップリーグ 12位(2勝10敗1分)、トップリーグ入替戦:勝利、トップリーグ残留
2012-2013 トップリーグ 13位(1勝12敗)、トップリーグ入替戦:勝利、トップリーグ残留
2013-2014 トップリーグ 15位(1stステージ:プールA7位 2勝5敗、2ndステージ:プールB7位 2勝5敗)、トップリーグ入替戦:勝利、トップリーグ残留
2014-2015 トップリーグ 11位(1stステージ:プールB8位 7敗、2ndステージ:プールB3位 5勝2敗)
2015-2016 トップリーグ 16位(リーグ戦:プールB6位 2勝4敗1分、順位決定トーナメント:上位グループ 1回戦敗退、13-16位決定予備戦 敗戦、15位決定戦 敗戦)、トップリーグ入替戦:敗戦、トップウェストA降格
2016-2017 トップウェストA 優勝、トップチャレンジ1 :1位、トップリーグへ自動昇格
2017-2018 トップリーグ 15位(リーグ戦:レッドカンファレンス7位 6勝7敗、13-16位決定トーナメント:第1節 敗戦、第2節 勝利)、トップリーグ入替戦:敗戦、トップチャレンジリーグ 降格
2018-19 トップチャレンジリーグ 優勝、トップリーグ入替戦:勝利、トップリーグ昇格
2019-20 トップリーグカップ プール戦敗退(4位 2勝3敗)、リーグ戦中止(中止時点での成績:1勝5敗)
2020-21 トップリーグ 5位(リーグ戦:ホワイトカンファレンス3位 4勝3敗)、トップリーグ プレーオフトーナメント:準々決勝敗退
JAPAN RUGBY LEAGUE ONE
シーズン
DIVISION
最終順位
リーグ順位
試合数
勝点
勝
分
負
得点
失点
得失差
入替戦 プレーオフ
備考
2022
DIVISION1
11位
11位 /12チーム
16
14
3
0
13
183
473
-290
次季D1不参加
[ 14] [ 15]
2022-23
DIVISION3
優勝
1位 /5チーム
12
53
11
0
1
488
236
252
自動昇格
[ 16] [ 17]
2023-24
DIVISION2
4位
4位 /6チーム
10
12
3
0
7
187
389
-202
なし
[ 18]
2024-25
DIVISION2
4位
4位 /8チーム
14
30
6
0
8
337
356
-19
なし
[ 19]
2024-25シーズンの順位
リーグ戦 順位
チーム
試合数
勝ち点
勝
分
負
得点
失点
得失差
T
G
PG
DG
反則数
入替戦
最終結果
優勝
豊田自動織機シャトルズ愛知
14
52
11
0
3
482
266
216
71
56
5
0
173
第13節でDIVISION2優勝 決定 DIVISION1 12位との入替戦
残留
2位
花園近鉄ライナーズ
14
51
10
1
3
489
296
193
72
51
9
0
159
第14節で2位 決定 DIVISION1 11位との入替戦
残留
3位
NECグリーンロケッツ東葛
14
49
10
0
4
513
313
200
76
59
4
1
167
‐
‐
4位
レッドハリケーンズ大阪
14
30
6
0
8
337
356
-19
43
31
20
0
159
‐
‐
5位
日野レッドドルフィンズ
14
26
5
1
8
348
507
-159
50
34
10
0
184
‐
‐
6位
九州電力キューデンヴォルテクス
14
21
5
1
8
327
436
-109
40
29
22
1
157
第14節でD3入替戦を回避決定
‐
7位
清水建設江東ブルーシャークス
14
24
5
1
8
345
487
-142
44
34
19
0
157
DIVISION3 2位との入替戦
残留
8位
日本製鉄釜石シーウェイブス
14
11
2
0
12
326
506
-180
44
35
12
0
148
第13節で最下位確定 DIVISION3 1位との入替戦
残留
勝ち点 は、勝ち4点、引き分け2点、負け0点。
ただし、7点差以内の負けは1点を付与、3トライ差以上での勝ちは追加で1点を付与。
同じ勝ち点である場合は下記の順番で順位を決定する。
勝ち点
勝利数
①および②が同数であったチーム間の勝ち点
①、②および③が同数であったチーム間の得失点差
全試合の得失点差
当該チーム間のトライ数
全試合でのトライ数
当該チーム間のトライ後のゴール数
全試合でのトライ後のゴール数
抽選
1位はDIVISION1の12位と、 2位はDIVISION1の11位と、 それぞれ入替戦を行う。
7位はDIVISION3の2位と、 8位はDIVISION3の1位と、 それぞれ入替戦を行う。
2025-26シーズンのスコッド
開幕前、2025-26シーズンでの選手登録までは、「チームに所属している選手 」の一覧に過ぎないことに留意。
カテゴリA (日本代表の実績または資格あり)は、試合登録枠17名以上、同時出場可能枠11名以上。カテゴリB (日本代表の資格獲得見込み)は、試合登録枠・同時出場可能枠ともに任意。カテゴリC (他国代表歴あり等、カテゴリ A, B以外)は、試合登録枠3名以下。
レッドハリケーンズ大阪 の2025-26シーズン のスコッドは下記のとおり[ 21] 。年齢は、2025年6月4日現在。
ヘッドコーチ : マット・コベイン
過去の所属選手
【2024年5月退団↓】
【2024年5月退団↓】
脚注
NTTグループのラグビー部
関連項目
ドコモ関西南港グランド
グラウンド所在地のドコモ関西南港ビル
外部リンク
2024-25 参加チーム
過去のチーム シーズン
スコッド アーリーエントリー 関連項目 過去の大会
持株会社 地域通信 総合ICT データ通信 建築・不動産 エネルギー その他 医療機関 シンボルチーム 関連チーム 消滅した法人 前身 主な提供サービス 主な終了サービス
カテゴリ