フジテレビムービー

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フジテレビムービー
FujiTV Movies
所持会社 フジテレビジョン
使用会社 同上
使用開始国 日本の旗 日本
主要使用国 日本の旗 日本
登録商標 日本の旗 日本
ウェブサイト https://www.fujitv.co.jp/movie/
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フジテレビムービー: FujiTV Movies)は、フジテレビの映画製作レーベルおよびブランドの一つである。

概要

日本最大級の映画製作集団

フジテレビは、放送事業者であると同時に日本最大級の映画製作集団でもある。編成局映画事業センターが映画製作とテレビでの映画放送を行っている。2003年7月に編成部門から独立して映画事業局となったが[1]、2017年7月の組織改編で再び編成局に統合。2024年7月の組織改編では、編成総局ドラマ・映画制作センターに再編された。

フジテレビが制作した『子猫物語』(日本1986年公開、北米1989年公開)は、全米の累計興行収入が約1,329万ドルを記録し、『ゴジラ-1.0』(日本2023年11月3日公開、北米2023年12月1日)の約1,436万ドルに抜かれるまで、34年間にわたり邦画実写作品の全米興収記録第一位の座にあった[2]

『踊る大捜査線』をはじめとして高い興行収入が見込める作品は、通常の番組への映画キャストの出演や関連特集番組の放送など、通常の番組を徹底して映画の宣伝に利用し、ドラマの視聴者を映画館に誘導して高い興行収入に結びつけるビジネスモデルを開拓。2000年代に多くのテレビ局映画を産む契機ともなった。

アニメ映画では、株式会社GDH(アニメーション制作会社であるGONZOの持株会社)の株を第三者割当により10%取得して資本関係を結び、アニメ映画の共同製作(第一作は宮部みゆき原作、2006年夏公開の『ブレイブ・ストーリー』)を公開した。また、『攻殻機動隊』シリーズで知られるアニメーションおよびCG制作スタジオProduction I.Gと共同で、有限責任事業組合フジ・IG・ラボ・フォー・ムービーズ(FILM。現 FILM有限責任事業組合)を設立。同組合専用のデジタルスタジオ「FIX STUDIO」を立ち上げ、同スタジオと米国の音楽制作プロダクションスカイウォーカー・サウンドのスタジオ間に専用の大容量ネットワーク回線「スカイ・リンク」を敷設し、日米で同時並行作業が可能な体制を整えた。

また、フジテレビは2012年9月5日にイルミネーションとの国際的戦略提携の締結の一環として『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』以降のフジテレビ製作作品より映画冒頭に当レーベルのオープニング映像が挿入されている[3]

なお、2008年4月よりフジテレビ製作の映画はWOWOWが先行放映している。

製作作品

以下の作品は製作委員会への製作参加を含めて記述するものとする。製作映画の一覧についてはCategory:フジテレビ製作の映画も参照のこと。

シリーズ別

年代別

1969年

1971年

  • 暁の挑戦

1977年

1982年

1983年

フジサンケイグループの総力を挙げた宣伝とメディアミックスが行われた。フジテレビの番組に俳優や犬が次々と出演、バラエティ番組で連日取り上げるなど、フジテレビとニッポン放送で大々的なキャンペーンが行われ、公共の電波の私物化であるとの批判も起こった[6]

1984年

1985年

1986年

1987年

1988年

1989年

1990年

1991年

1992年

テレビ放送とVHSビデオが公開直前の同時期に展開されたPART1とPART2はスペシャルドラマ形式のクロスメディア作品。

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

2016年

2017年

2018年

2019年

2020年

2021年

2022年

2023年

2024年

2025年

出典

  1. ^ フジテレビ採用・映画事業局”. 2004年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2005年2月19日閲覧。
  2. ^ ゴジラ、邦画の全米興収歴代1位に 実写で34年ぶり―「子猫物語」抜く”. 株式会社時事通信社. 2024年9月26日閲覧。
  3. ^ a b フジテレビと米国アニメ制作会社 イルミネーション・エンターテインメント社が国際的戦略提携,2012年9月5日,フジテレビジョン
  4. ^ フジTV 米国の新鋭アニメーション会社イルミネーションと戦略的提携”. アニメ!アニメ!. IID (2012年9月11日). 2022年8月8日閲覧。
  5. ^ THE SUPER MARIO BROS. MOVIE - フジテレビ”. フジテレビムービー. フジテレビジョン. 2023年5月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月26日閲覧。
  6. ^ ザテレビジョン編『2000年のテレビジョン 放送メディア大激変のシナリオ』角川書店、1993年、p.20

 

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