バイヨーナ
バイヨーナ(Baiona)はスペイン、ガリシア州、ポンテベドラ県の自治体で、コマルカ・デ・ビーゴに属する。ガリシア統計局によると、2012年の人口は12,063人(2011年:12,258人、2009年:12,091人)となっている[1]。住民呼称はbaionés/-esa。カスティーリャ語表記はBayona(バヨーナ)。 ガリシア語話者の自治体人口に占める割合は93.35%(2001年)。 地理バイヨーナは、ポンテベドラ県の西南部に位置し、コマルカ・デ・ビーゴに属する。北は大西洋、リア・デ・バイヨーナに面し、ニグランと、東はゴンドマールとトミーニョと、南はオイアの各自治体と接している、自治体の中心地区はバイヨーナ教区のバイヨーナ地区[3]。 バイヨーナは最高地点600mを超える内陸部と、大西洋につながるリア(入江)に面した海岸部の二つの地域に分けられる。気候は温暖である。 バイヨーナはビーゴ司法管轄区に属す[4]。 人口自治体人口の25%は中心地区のバイヨーナ教区に居住している。
歴史バイヨーナの創設は紀元前140年にさかのぼる。1201年5月7日アルフォンソ9世より、エリサーナと呼ばれていた名称をバイヨーナに変えるCarta Póboaが与えられた。1493年3月1日マルティン・アロンソ・ピンソンに率いられたピンタ号が寄港した。コロンブスの第1回目の航海の、スペインへの帰還で最初に寄港した港がバイヨーナの港であった。 経済主要な経済は観光業で、特にパラドールは重要である。また農業は、自家用が多いものの、一部は出荷されている。水産業は、沿岸漁業と貝などの魚介類採集がおこなわれている。 政治自治体首長はガリシア国民党(PPdeG)のヘスス・バスケス・アルムイーニャ(Jesús Vázquez Almuíña)[7]、自治体評議員はガリシア国民党:10、ガリシア社会党(PSdeG-PSOE):4、ガリシア民族主義ブロック(BNG):2、ガリシア連合・進歩・民主主義(UPyD):1となっている(2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)[8]。
教区バイヨーナは5つの教区に分けられる。太字は自治体中心地区のある教区[3]。
参考文献・脚注
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