アンドレア・デ・アダミッチ
アンドレア・ロドヴィコ・デ・アダミッチ(Andrea Lodovico de Adamich[1], 1941年10月3日 - )は、イタリア・トリエステ出身の元レーシングドライバーである。1968年1月1日にF1世界選手権にデビュー、36戦に出走して6ポイントを獲得した。 F1界では数少ない眼鏡着用者。 来歴・人物1965年にイタリアF3チャンピオンに輝く。同じ年にアルファロメオのワークスチーム、アウトデルタに加入。1966年にヨーロッパツーリングカー選手権チャンピオンを獲得。1968年、南アフリカGPにフェラーリからF1デビューするがオイルにのってスピンしてリタイヤする。この年はフルシーズン参戦が予定されていたが、非選手権レース「レース・オブ・チャンピオンズ」の予選中の事故で首を負傷[2]したため南アフリカGPのみの出走になった。シーズン後半に行われたアメリカF2トーナメントで優勝する。 1969年にアウトデルタに再加入、1970年にアルファロメオ・V8エンジンを搭載したマクラーレンでF1に復帰。翌1971年は同じくアルファロメオのエンジンを載せたマーチからフル参戦する。 1972年、デ・アダミッチはスポンサーを持ち込んでサーティースに加入。ハラマ・サーキットで行われたスペインGPで4位。翌1973年スポンサー込みでブラバムに移籍。ベルギーGPで4位入賞するが、イギリスGPの2周目にジョディー・シェクターが引き起こした多重事故に巻き込まれ、左足、右足首の骨を折る重傷を負い[3](この事故ではアダミッチのみが負傷した[3])、デ・アダミッチのF1キャリアは終わりを告げた。1974年限りで引退後はイタリアでモータースポーツジャーナリスト、イタリア・1のスポーツ番組『Grand Prix』のコメンテーターとして活動、アルファロメオのレースカーを製造するN.テクノロジーの副社長も務める。 戦績F1世界選手権
ル・マン24時間
脚注
関連項目外部リンク
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