SeaMonkey
SeaMonkey(シーモンキー)は、SeaMonkey AssociationのSeaMonkey Councilによって開発されているインターネット統合アプリケーション。Mozilla Suiteの後継となるソフトウェアである。 特徴SeaMonkeyはMozilla Firefoxで使われているGeckoと呼ばれるレンダリングエンジンを使用している。SeaMonkeyにはタブブラウザ方式のウェブブラウザ、電子メールクライアント、ニュースグループクライアント、IRCクライアント、単にComposerとも呼ばれる WYSIWYGのHTML編集ツール(Mozilla Composer/右のスクリーンショット参照)が含まれている。 Mozillaからの改良が加えられ、SVGサポートやフィッシングメールの検出などFirefoxやThunderbirdの持つ機能も幾らか利用できるようになっている。SeaMonkeyという名前は小型甲殻類アルテミアの別名に由来する。 2006年1月30日にSeaMonkeyプロジェクトにてWindows、Mac OS X、Linuxの各オペレーティングシステム (OS) におけるファーストリリース、英語版バージョン1.0が公開された。 なおMozilla Firefox 57でレイアウトエンジンがServoに移行しXPCOMが廃止されたことに伴い、GeckoでもXPCOMの廃止が進んだ。そのためXPCOMに依存していたSeaMonkeyは、法人向け延長サポート版のFirefox ESRで使われているバージョンのGeckoを基にしてThunderbirdと共同でコンポーネント部分の開発を行っている。 歴史
バージョンの変遷SeaMonkey ProjectではソフトウェアにFirefoxやThunderbirdの持つ機能やセキュリティフィックスを一部盛り込むと同時に、SeaMonkeyで生まれた改良点をFirefoxやThunderbirdへフィードバックすることになっている。その関連でGeckoエンジンのバージョンはFirefoxやThunderbirdに合わせるような形となり、多くの場合同時期アップデートとなるため、末尾の数字とバージョン末尾の数字が一致しない場合がある。 1.0系列
1.1系列
2.x系列
2.1x系列
2.2x系列
2.3x系列
2.4x系列
2.5x系列
脚注
関連項目
外部リンク
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