OBSゴールデンナイター(オービーエスゴールデンナイター)は、大分放送(OBS)ラジオ局で年度上半期(4-9月)の土・日・月曜を除く毎夜放送されているプロ野球中継である。
放送日時
- 火~金 19時から21時
- テーマ曲はT-SQUAREの「FACES」。
- 中継カードが予定より早く終了した場合、番組終了時までは「今夜もヒットエンドラン」というフィラーの音楽番組を送る(生放送)。
- 何度か大分トリニータ戦のJリーグ中継実施の為休止したことがある(この場合はゴールデンナイターではなく、OBSラジオスポーツスペシャル(オービーエスラジオスポーツスペシャル)として放送)。
- 2010年より、8月上旬に「OBSカラオケグランプリ」(2009年以前は昼間時間帯に放送されていた)に差し替えられ、ナイター中継を休止する日がある。
ネット受け
曜日別の放送内容【】印は、中継する主な球団
OBSラジオでのプロ野球中継は1961年に火曜日19時からのナイター中継と日曜日16時からの薄暮ゲーム中継を放送したのが最初で、1963年にはナイター中継を週5回に拡大。1965年まで日曜日は16時から22時までプロ野球中継を組んでいた。その後1969年にはナイター中継が週6回の放送となり、月曜日のナイター中継も1978年と1982年に組んでいた[1]。
2009年までは土曜・日曜のナイターをTBSラジオからのネット受けでJRNナイターを放送していたが、土・日ナイター放送が原則廃止となった関係で2010年のみ土曜日に関しては文化放送が幹事局となるNRNナイターの放送に切り替え、日曜は日本シリーズを除いて廃枠。2011年はその土曜の放送も廃枠されて火 - 金のみの放送となり、水曜日の放送もKBCホークスナイターのネット受けからNRNナイターのネット受けに変更された。
火曜(2010年までは水曜も)の中継は、タイムテーブル上で「がんばれ!ホークス!!」とサブタイトルが付けられる。
制作担当局
- ^ TBSラジオが自社およびJRNネットワーク番組としての野球中継を廃止した2018年以降は、厳密には(NRNとのクロスネットを含む)JRN加盟局他との個別ネット扱いとなる。
- ^ ヤクルト主催試合についてはTBS及びRKBに中継権がないため、水 - 金曜のみ放送可能(日本シリーズおよび本拠地球場開催のオールスターゲームを除く)。
- ^ 基本的には巨人戦はRF、DeNA戦はTBS、西武・ロッテ戦はQRからネット受けまたは裏送りとなる。
日本シリーズ中継は、2009年までは開催曜日に合わせたラインによるネット(第4・5戦がNRN受け、それ以外はJRN受け)であったが、2010年は例年とは異なり、第1・2戦をNRN受け、第3・4・5・7戦をJRN受けとした(第6戦は自社制作の通常番組「けんちゃん☆あっこのHAMARooooN!!ステーション」を優先するため、はじめからネットしない)。2011年以降もこのラインパターンを取るかどうかは未定。2023年は日本シリーズは放送せず、定時番組を優先させている。
火曜日のRKBが、ホークスのビジターゲーム中継を自社制作した場合、当該試合はビジター側の地元局での中継有無に関係なくRKBの放送分に準拠したものとなる。つまり、火曜日はRKBと同じ中継を放送する。
脚注
- ^ 大分放送社史編纂委員会 編『県民放送の旗印のもとに 大分放送三十年の歩み』大分放送、1983年、150,178頁。
関連項目
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阪神・オリックス 主催試合担当1 | |
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中日主催試合担当 | |
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広島主催試合担当 | |
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日本ハム主催試合担当 | |
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楽天主催試合担当 | |
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ソフトバンク主催試合担当 | |
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火曜のみネット受け6 | |
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関連番組(全国向け) | |
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過去の制作・ネット局 | |
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脚注
- 1 土・日はJRNナイターを放送する局がないが、阪神(もしくはオリックス)の対戦相手の地元にJRN単独局がある場合、MBSの中継がJRN向けとなることがある。デーゲームは原則としてABCがJRN向けを担当する。
- 2 月・金・土・日はNRN向けの中継を担当する。オリックス戦は金曜除き原則裏送りのみ。土・日のデーゲーム中継のうち中日・日本ハム・ソフトバンクが絡む試合は、JRN単独局のCBC、HBC、RKB向け中継として放送される。日程によりナイターに準じてNRN向けの場合もある。
- 3 火・水・木はNRN向けの中継を担当。土・日は通常はLFと独自ネットを組むが、中日・日本ハム・ソフトバンクが絡むナイターではJRN向け兼LF予備カードの中継として放送されるほか、デーゲームでABCがJRN向けを担当する場合、ABCに代わってNRN単独局のSF、KBC、STVへ中継配信を行う。
- 4 原則、JRN向けはネット局への裏送りのみで、自局ではNRN向けの中継を放送する。土・日の自社分も原則NRN扱いで、裏送りはJRN向けをLF・MBSの予備カードを兼ねる場合とそれぞれ別制作する場合があるが、デーゲームは対在京・在阪球団戦はJRN・NRN共用の素材扱いとし、対日本ハム・中日・ソフトバンク戦では自社分をJRN向けに振り替えるが、JRN局が乗り込んだ場合は除く。月曜日に楽天と広島が直接対戦する場合は、制作局のラインに合わせて放送される。
- 5 月・水・木・金のJRN向けはネット局への裏送りのみで、自局ではNRN向けの中継を放送する。土・日の自社分は原則JRN扱いであるが、ナイター時はLF・MBSの予備カードを兼ねる場合あり。月曜日に楽天と広島が直接対戦する場合は、制作局のラインに合わせて放送される。
- 6 各局ともRKBでの放送内容に準拠してネット受けし放送。2010年から土日のJRNナイター廃止に伴い、土曜日は地域により中継枠廃止あるいはNRNナイター(QR系)の中継に変更し、日曜日は全局が中継枠を廃止する。
- 7 稀にJリーグなど自社制作の中継に差し替えられることがある。
- 8 2018年 から平日のJRN向けに西武・ロッテ・東京開催のパリーグ球団主催試合の裏送り放送を制作し、JRN各局から西武ビジターゲームのナイターの配信を受ける。平日のオールスターゲームもJRN各局と相互に配信する。金曜の対在阪球団戦は、ABCとMBSの何れと組むかは不定である。
- 9 2010年以降は土曜と日曜日のナイターで、JRN各局から予備カードの配信を受け、加えて2018年から土曜と日曜日のJRN向けに西武・ロッテ・東京開催のパリーグ球団主催試合の裏送り放送を制作し、関東圏外のパリーグの試合が本番になった場合もJRN各局から配信を受ける。土・日開催のオールスターゲームもMBSならびにJRN各局と相互に配信する。在阪局とのネットは2009年以前からMBSの間で実施している。
- 10 1979年から1992年まで(CBCはそれ以後も)、ラジオ日本との提携を実施し、中日主管はCBC、阪神主管はABC、広島主管はRCCがそれぞれ「ジャイアンツナイター」向けに裏送り放送用の中継を制作していた。セ・パ交流戦のソフトバンク主管試合でRKBが「ジャイアンツナイター」向けに裏送り放送を制作した事例がある。2016年・2017年は、RFとTBS・JRN各局の相互提携を本格的に再開し、巨人戦を中心にRF制作でJRN向けに、逆にJRN各局がRF向けのナイターをそれぞれ相互配信する(RF側のネット局は当該項参照)。TBSラジオがナイター中継から撤退して以後のJRN各局との対応はそれぞれの局で異なる。ネット受け対象に「マリーンズナイター」も加わっている。
- 11 2017年度で終了。金曜(過去は月曜も)は、大阪府で火 - 木はABC、月と金はMBSとネット局が異なることに配慮してプロ野球東西南北(過去はナイターミュージックライブラリーも)として放送するが、内容と趣旨はプロ野球ネットワークかつてはナイターミュージックランドと同一である。
- 12 2010年度-2017年度は土・日のレギュラー中継枠は設けず、基本的に裏送りのみ。TBSラジオの中継は2017年度で終了した。2018年以降は中継を続けるJRN各局のDeNA主催ビジター戦向けの制作協力は行う。
- 13 地元球場で試合開催時はNRN系列局として自社制作を行い、JRN系列局には裏送りを行う。
- 14 ネット放送が終了してレギュラーのプロ野球中継枠は全廃となり、地元球場で試合開催時のみ自社制作および放送を行う。
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在京球団主催試合担当 |
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阪神・オリックス 主催試合担当 | |
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中日主催試合担当 | |
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広島主催試合担当 | |
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日本ハム主催試合担当 | |
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楽天主催試合担当 | |
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ソフトバンク主催試合担当 | |
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水〜土曜ネット受け | |
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水〜金曜ネット受け[i] | |
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木〜金曜ネット受け[g] | |
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金曜のみネット受け[h] | |
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関連番組(全国向け) | |
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関連番組(ローカル) | |
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過去のネット局 | |
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脚注
- ^ 土・日はMBSと独自のネットを組んで放送(ただし、在阪球団の主催試合でも自社制作することがある)し、在京・在阪球団以外の主催試合は自社制作するか、地元のNRN系列局に制作を委託する。そのうちMBS・TBC・RCC制作分は予備カード(対中日・日本ハム・ソフトバンク戦)に限りJRN向け中継を放送することもある。月曜日のLFはナイター有無に関わらず原則放送なしのため、特にセ・リーグの一部の試合での裏送り・技術協力のみ関与。2018年以降土・日曜日は自社の予備カードも兼ねる形で、関東圏の試合でHBC・RKBへの技術協力や裏送りを行う。
- ^ 普段は平日の文化放送ローカルの中継として放送されているが、平日の西武主催試合に限りNRN向けに個別ネット扱いで中継配信を行う場合がある(NRNナイターとしての予備待機はLFが実施し、本番時はLFからのネットを優先)。関東圏以外のビジターゲームはJRN局(HBC・RKB他)からネット受けが原則となり、関東圏の試合ではJRN向けへの裏送りを行っている。金曜の対在阪球団戦についてはABCとMBSのどちらと組むかは、その時々により異なる。
- ^ 2013年以降日曜日、2019年以降土曜日(「文化放送A&Gゾーン」拡大に伴う)を日本シリーズなどの不定期放送に変更し、自社のレギュラー放送を終了。ナイター中継を行うNRN向けの裏送り・技術協力を行う(「NRNナイター本番カード」の設定はQRの裏送り中継や系列局制作中継を組み込む形で継続)。
- ^ 月・金はJRN向けの中継を担当(月曜のオリックス戦は原則裏送りのみ)。土・日はLFと独自のネットを組んで放送するが、中日・日本ハム・ソフトバンクが絡むナイターではJRN単独局(CBC・HBC・RKB)にも配信される(LF予備カードを兼ねる)ほか、デーゲームではABCがJRN向けを担当する場合、ABCに代わってNRN単独局(SF・KBC・STV)への中継配信を行う。
- ^ 火〜木はJRN向けの中継を担当。土・日は基本的に月・金同様にNRN向け中継担当であるが、デーゲーム中継のうち中日・日本ハム・ソフトバンクが絡む試合では、JRN単独局(CBC・HBC・RKB)向けに切り替えられる(日程によってはナイターに準じてNRN向けの場合もある)。
- ^ 原則、自社向け中継はNRN向けに放送するが、土・日のデーゲームは自社向け中継は原則JRN向けに放送(LF・MBSの予備カードを兼ねる場合あり)。月曜日に楽天と広島が直接対戦する場合は、制作局のラインに合わせて放送される。
- ^ a b c 北海道地区は、STV-R・HBCともはNRNに加盟(HBCはJRNとのクロスネット)しているが、ナイターネットはSTV-RはNRN、HBCはJRNのみである。しかし、STV-Rは2017-20年までを除き、定時番組枠確保の観点から、土・日はデーゲーム(2021年以後はナイターも)の放送を行わなかった関係で、NRN独占放送であるヤクルト主管の日本ハム戦が生中継される場合、LFから裏送りでHBCから放送した試合があった。また2021年(巨人対日本ハム)のように、土・日にナイター開催となった試合がLF-HBCとして放送される例もある。
- ^ a b 全局とも放送しない曜日は中継枠を設けず、別番組を放送。
- ^ a b 全局とも土・日は中継枠を設けず、別番組を放送。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 該当曜日以外にはナイター中継枠を設けていない。
- ^ a b c d e 地元球場での試合開催時には中継カード差し替え。
- ^ a b c d e f g 稀に自社制作の中継(Jリーグ・四国IL中継等)に差し替えられることがある。
- ^ a b c 水曜日はソフトバンク主催試合がある場合、その試合(KBCでの放送内容に準拠)に差し替え。ソフトバンクビジター戦の場合はカードによりNRN全国向け中継に振り替える場合がある。
- ^ a b 水曜日は楽天主催試合がある場合、TBC制作の楽天主催試合に差し替え。
- ^ 静岡県で開催の試合を自社制作してNRNに本番および予備カードとして配信することがあるが、火・土・日曜に該当する場合、臨時に放送枠を設けるか、裏送りとするかが随時異なる。
- ^ a b 平日と土・日で同一タイトルであるが、趣旨は異なる。土・日版は2019年以降QR自社は放送せず、NRN系列局への裏送り。
- ^ 通常は平日のナイター終了後のフィラー番組として放送されているが、平日にソフトバンク戦ナイターの開催予定がない場合、NRNナイターを差し替えて拡大放送。
- ^ 土曜日にナイターの開催予定がない場合に交互に放送。
- ^ 2021年をもって打ち切り。
- ^ OBCのナイター完全撤退により2007年をもって打ち切り。打ち切り時点では土・日の阪神・オリックス主催試合担当(日曜は自社での放送は行わず、NRN系列局への裏送り)だった。平日はローカル中継「近鉄バファローズナイター」(2004年まで)・「オリックス・バファローズ ナイトスタジアム」(2005年のみ)を放送していた。
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