『here comes my love 』(ヒア・カムズ・マイ・ラヴ)は、日本 のバンド ・Mr.Children の7作目の配信 限定シングル 。2018年1月19日にトイズファクトリー より発売された[ 13] 。
背景・音楽性
桜井和寿 曰く、「ハードロック 寄りのバラード」。間奏のギター ・ソロは桜井によるもので、クイーン を意識したという。
2017年末より、Mr.Children はアルバム『REFLECTION 』以降に桜井和寿 が書き溜めたデモをもとに、長期の制作期間に突入。本楽曲はその第1弾発表とも言うべき作品となっている[ 16] 。
リリース・プロモーション
『himawari 』以来、約半年ぶりとなるシングル。配信 限定シングル としては、『放たれる 』以来約3年8か月ぶりとなる。
本作のアートディレクター は大西正一が担当[ 17] 。ジャケットには寒立馬 が映っている[ 18] 。
批評
ロッキング・オン の高橋智樹は、本作に関して「BPM =70ほどのゆったりとしたリズム感の中で、聴く者の孤独に寄り添う密接な距離感から、ギター のドライブ感が轟くスタジアム級のサウンドスケープまで、Mr.Children の音風景のすべてを体現してみせたような、切実なエモーションあふれる名曲だ」とし、振り幅の大きな楽曲の点描画から「Mr.Children像」を浮かび上がらせるのではなく、1曲1曲に己の闇も光も注ぎ込んで自らのすべてを描ききるような迫力が、優しいメロディの隅々にまでみなぎっている、と評した[ 19] 。
チャート成績
初週で約7.2万ダウンロードを計上し、2018年1月29日付のオリコン 週間デジタルシングルチャート、およびBillboard JAPAN 週間ダウンロードソングチャート「Billboard Japan Download Songs 」で共に初登場1位を記録[ 1] [ 6] 。また、翌週も約3.6万ダウンロードを記録し、両チャートで2週連続1位となった[ 2] [ 7] 。さらに、その2週間後となる2月19日付の両チャートでは、約2.0万ダウンロードを計上し再び1位を獲得した[ 3] [ 8] 。
2018年度のオリコン年間デジタルシングルチャート、およびBillboard JAPAN年間ダウンロードソングチャート「Billboard Japan Download Songs of the Year 2018」では共に10位にランクイン[ 5] [ 10] 。
収録曲
楽曲解説
here comes my love
フジテレビ 系木曜劇場 『隣の家族は青く見える 』主題歌[ 13] 。ドラマのために書き下ろされた楽曲で、桜井和寿 は「この物語の登場人物達の、また、その物語に自分を重ね共感するであろう皆さんの背中を押すことができるように、この曲に心を込めて制作しました」とコメントしている[ 20] 。
本楽曲を使用したミュージック・ショートフィルムが制作され、2018年2月9日よりMr.Children のYouTube 公式チャンネルで公開されている[ 21] 。監督は林響太朗 が務め、脚本は唐津宏治が担当。堀田眞三 ・貞光奏風・坂井悠莉・吉原拓弥・小林涼子 ・キンタカオが出演している[ 22] 。歳を重ねてもずっと1人の女性を想い続ける男性に起きる奇跡を描いた作品となっており[ 24] 、トイズファクトリーの特設サイト ではショートフィルムのシナリオも公開されている[ 22] 。また、本作のジャケットにも採用された寒立馬 が登場している。林は本楽曲のイメージにあった「なにかをずっと待っている人」に寒立馬がリンクしたといい、「それを起点にひとりの相手を思い続けている人のメタファーとして映像をつくろうと思いました」と語っている[ 24] 。
2018年3月18日にさいたまスーパーアリーナ で開催されたライブ『エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR "THE FIGHTING MAN" SPECIAL ド・ド・ドーンと集結!! 〜夢の競演〜』でライブ初披露された。
参加ミュージシャン
ライブ映像作品
収録アルバム
脚注
出典
参考文献
佐藤竜樹「COULD BE ANYTHING」『FATHER & MOTHER Mr.Children official fan club』第77巻、エンジン、2017年12月、10 - 11頁。
福永大夢「エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR "THE FIGHTING MAN" SPECIAL ド・ド・ドーンと集結!! 〜夢の競演〜 Live Report」『FATHER & MOTHER Mr.Children official fan club』第78巻、エンジン、2018年5月、3 - 8頁。
力石恒元「あのミュージックビデオは、いかに撮影されたのか」『Pen 』第26巻7号通巻530号、CCCメディアハウス 、2022年5月27日、80 - 83頁。
山崎洋一郎 「メンバー全員インタビュー、最新作『重力と呼吸』を語る」『ROCKIN'ON JAPAN 』第32巻第11号通巻501号、ロッキング・オン 、2018年10月30日、38 - 69頁。
外部リンク
特設サイト
ミュージック・ショートフィルム
ライブ映像
歌詞
桜井和寿 - 田原健一 - 中川敬輔 - 鈴木英哉 シングル
CD
1990年代
2000年代
00年 01年 02年 03年 04年 05年 06年 07年 08年 09年
2010年代
10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年
2020年代
コラボレーション
配信限定
アルバム
CD
オリジナル
1990年代
2000年代
00年 01年 02年 03年 04年 05年 06年 07年 08年 09年
2010年代
10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年
2020年代
ベスト 企画盤
配信限定
映像作品
映画 書籍
【es】 Mr. Children in 370 DAYS
Mr.Children 詩集 優しい歌
Mr.Children全曲詩集 『Your Song』
Mr.Children 道標の歌
歌々の棲家 named Mr.Children
関連項目
カテゴリ
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オリコン 週間デジタル
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iTunes Weekly RANKING第1位(2018年1月29日付)
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