1959年フランスグランプリ
1959年フランスグランプリ (1959 French Grand Prix) は、1959年のF1世界選手権第4戦として、1959年7月5日にランス・サーキットで開催された。 37回目のフランスグランプリは50周、417kmのレースで行われた。 当レースには「ヨーロッパグランプリ」の冠がかけられた[1]。 レース概要前戦オランダGPまでロブ・ウォーカー・レーシングチームから参戦していたスターリング・モスは、父親のアルフレッド・モスがマネージャーのケン・グレゴリーとともに設立したブリティッシュ・レーシング・パートナーシップ(BRP)からBRM・P25で参加した[2]。 レースは炎天下で行われ[3]、フェラーリのトニー・ブルックスが優勝し、チームメイトのフィル・ヒルが27秒差の2位でワン・ツー・フィニッシュを飾った。パワーサーキットのランスではクーパーのジャック・ブラバムでも1分半遅れの3位がやっとだった。地元出身のジャン・ベーラはスタートでグリッドに取り残され、猛追の末に3位まで上がったがエンジントラブルでリタイアした。フェラーリの新エースとして迎えられたはずのベーラだったが、後輩格のブルックスやフィル・ヒルを優遇していると感じ、ピットでマシンを降りるとチームマネージャーのロモロ・タボーニを殴打してフェラーリから離脱した[4]。モスは中盤以降3位を走行していたが、スピンしてストップしてしまう。マシンを押して必死にレース続行を試みたが、押しがけと判断され失格となった[3]。 ドライバーズランキングは優勝したブルックスが首位のブラバムに5点差と迫り、フィル・ヒルが3位に上がった。 エントリーリスト
結果予選
決勝
第4戦終了時点のランキング
脚注
参照文献
外部リンク
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