黎(れい)は、漢姓の一つ。中国の他に、東南アジアではベトナム・マレーシア等に分布する。
中国
黎(れい)は、中華圏の姓の1つで、広東や香港、台湾など南部に多い。
2020年の中華人民共和国の第7回全国人口調査(中国語版)(国勢調査)に基づく姓氏統計によると中国で82番目に多い姓であり、308.60万人がいる[1][2]。台湾の2018年の統計では第88位で、28,433人がいる[3]。
著名な人物
ベトナム
黎(レ)はベトナムで3番目に多い姓で、人口の約9.5%を占める[4]。10世紀に前黎朝、15世紀に後黎朝と2つの王朝があった。
著名な人物
朝鮮
黎(ヨ、朝: 여)は、朝鮮人の姓の1つである。韓国の1985年[5]、2000年[6]の人口調査ではいずれもいなかったが、2015年の調査では16人がいる。うち5人は釜山黎氏、残りの11人の本貫は不明である[7]。
出典
中国の多い姓上位100位 |
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第1~25位 | |
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第26~50位 | |
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第51~75位 | |
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第76~100位 | |
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備考 |
- 2020年の第7回中華人民共和国全国人口調査(中国語版)(国勢調査)に基づく姓氏統計による。
- 簡体字の制約などによる特記事項。
#第33位の「肖」は二簡字改革により改姓した「蕭」を含む(簡体字表記の「萧」姓は別統計)。 #第41位の「葉」は簡体字で「叶」と表記。 #第53位の「鍾」は簡体字で「钟」と表記。 #第66位の「傅」は簡体字で「付」と表記(簡体字表記の「傅」姓は別統計)。 #第73位の「邱」は簡体字で「邱」と表記(簡体字表記の「丘」姓は別統計)。 #第77位の「閆」は簡体字で「闫」と表記する(簡体字表記の「阎」姓は別統計)。 #第96位の「戴」は簡体字で「戴」と表記する(簡体字表記の「代」姓は別統計)。
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台湾の多い姓上位100位 |
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第1~25位 | |
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第26~50位 | |
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第51~75位 | |
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第76~100位 | |
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備考 |
- 2023年6月30日公表の中華民国内政部の資料による統計。台湾の姓も参照。
- 中国大陸、東南アジアからの移民なども統計に含まれる。また、違う字体を使用する姓を2つの姓と見なされることもある。
#第3位は繁体字の「黃」であり、80位は簡体字の「黄」である。 #64位の「温」は簡体字と同形である。
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