肖肖(しょう)は、漢姓の一つ。 中国の姓
→詳細は「蕭」を参照
2020年の中華人民共和国の第7回全国人口調査(国勢調査)に基づく姓氏統計によると中国で33番目に多い姓であり、758.56万人がいる[1][2]。中国で「肖」は「蕭」姓の略字としてしばしば使われるが、「蕭」の正しい簡体字は「萧」であり、「肖」を書くのは標準的ではない。第二次漢字簡化方案で一時期「肖」を正式な字としたことがあったが、この方案は廃案になった。それにもかかわらず、一部の人の身分証明書では「萧」でなく「肖」と記される。改姓の手続きが困難であるため、そのまま定着することが多い[3][4]。そのため、近年では元の「萧」姓に復姓する動きが見られる[5][6]。 姓で「肖」字が使われるほとんどの場合は蕭の略字とみなすことができるが、実際に「肖」である可能性もないわけではない。明の『万姓統譜』には、肖姓の人物6名をあげている[7]。 『新華字典』の10版までは俗字扱いだったが[8]、11版では単に「姓」とのみ書かれるようになった。 台湾の2018年の統計では292番目に多い姓で、666人がいる[9]。 著名な人物朝鮮の姓
肖(しょう、ソ、チョ、朝: 소、초 )は、朝鮮人の姓の一つである。 著名な人物
氏族済州島の大静邑(朝鮮語: 대정읍)に住んでいた肖太王によると彼の先祖は漢人で本姓は趙氏である。彼の十数代前に趙から走をとって、肖に改姓したという。一方、『朝鮮氏族統譜』には済州肖氏を「元投化人」と記録している。
2015年の韓国の統計では、肖氏は全員「ソ」と読む。うち晋州肖氏は70人、残りの6人の本貫は不明[10]。 人口と割合1930年度国勢調査当時済州島左面に6世帯があった。
出典脚注
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