金谷川駅
金谷川駅(かなやがわえき)は、福島県福島市松川町関谷字坂下[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。 「福島大学前」の副駅名が付けられている。 歴史
駅構造島式ホーム1面2線を持つ地上駅である[3]。1990年代始めまでは貨物待避線として下り2番線、上り2番線があったほか、上り本線である1番線は下り青森方への折り返しもできた。現在は停留所化されたため、折り返し運転はできない。 橋上駅舎をもち、出入口は福島大学・浅川・医大方面の東側(東口)と、関谷・水原方面の西側(西口)に設けられている。現在の橋上駅舎ができる前は、西側に木造駅舎があり、駅の東側に行くには、駅の南北にある踏切を渡るという遠回りが必要であった。 福島統括センター(福島駅)が管理し、JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅である。構内には、Suica対応自動券売機、簡易Suica改札機、待合室、トイレ、エレベーター、公衆電話(駅舎外)、自動販売機(飲料・タバコ)などがある。 のりば
利用状況JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は2,441人である[利用客数 1]。 2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺福島大学が近いため、駅前は学生用のアパートが数多く存在する。学生が多く居住しているものの、周辺には小規模な商業施設しか存在しないため、食料品や日用品の買出しに行くために電車を利用する学生も多い。駅西側は水原地区の田畑や森林・集落がある。駅東側は、福島大学ができる前までは山地となっており、数軒の民家や田畑しかなく、大学ができた後に開発が進められ、土地区画整理事業も実施された。 当駅の前後には、複線化工事の際に既存の線から離れた位置に上り線が新設されたため、上下線が大きく離れているところがある。
駅名の由来は建設当時の村名、信夫郡金谷川村から。旧村の金沢、関谷、浅川から一文字ずつとった合成地名であり、後の市町村合併で信夫郡松川町となったため金谷川の村名が消滅した。後年、福島大学が所在する区画の地名変更が行われ、最寄り駅として学内で馴染み深いことから金谷川と名付けられ地名として復活した。なお、当駅は現在の福島市金谷川には属していない。 バス路線「金谷川駅前」停留所にて、福島県立医科大学へと発着する福島交通「金谷川・医大線」系統の路線バスが発着する。なお、土休日は運休となる[9]。また、そのほかに福島県道114号福島安達線上に「金谷川」停留所があるが、当駅から約1キロメートルの距離がある。 隣の駅脚注記事本文
利用状況
関連項目外部リンク
|