郡家駅(こおげえき)は、鳥取県八頭郡八頭町郡家字石橋にある西日本旅客鉄道(JR西日本)・若桜鉄道の駅である。JRが管轄する両社の共同使用駅。
JR西日本の因美線と、若桜鉄道の若桜線が乗り入れている。若桜線は当駅が起点であるが、若桜線の半数の列車はJR因美線に乗入れ、鳥取駅まで運転される。
JR西日本が岡山~鳥取間を結ぶ特急「スーパーいなば」と、智頭急行線(上郡~智頭間)を経由して、京都・大阪~鳥取・倉吉間を結ぶ特急「スーパーはくと」が全列車停車する。
歴史
2014年(平成26年)4月から駅舎とコミュニティ施設を一体化した建物の建築工事を行い[3]、2015年(平成27年)3月23日に「ぷらっとぴあ・やず」として開業した[4]。
年表
駅構造
単式・島式2面3線のホームを持つ地上駅。駅舎側が島式ホーム(1・2番のりば)、駅舎反対側が単式ホーム(3番のりば)という配置で、ホーム間や駅舎とは構内踏切で連絡する。みどりの券売機が設置されている。
現駅舎は2015年(平成27年)3月にコミュニティ施設と合築で建てられ、名称は「ぷらっとぴあ・やず」である。延べ床面積は約460平方メートルあり、総工費は約3億6000万円であった。鳥取県産の木材を使用し、大型ガラスを利用した採光を特徴としている。交流ギャラリーや町の観光協会、コンビニエンスストアのポプラが入居し、2階にはプラットホームを眺められる展望室もある[4]。「ぷらっとぴあ」の名前は、駅を連想する「プラットホーム」と理想郷を意味する「ユートピア」を組み合わせたものである[3]。新駅舎ができるまで駅から50mのところにあった「きらめきプラザ八頭」の事実上の移転と思われる。
のりば
- 付記事項
- 1987年4月1日時点では、夜間に当駅で切り離しを行う列車があった。鳥取発19時台と21時台の最終が該当していた[13]。
- 因美線に1本のみ、当駅始発の普通列車が存在する[14]。
駅周辺
その他
- 郡家駅 - 八頭高校前駅間の運賃は100円だが、郡家駅の入場券は150円で、郡家駅 - 八頭高校前駅間の運賃よりも高い。
- 特急列車利用者専用の駐車場がある。
- 配置されているのはJR西日本の社員のみ。若桜鉄道のみの乗車券、定期券、回数券は併設の観光案内所で発売[2]。
隣の駅
※因美線を通る特急「スーパーはくと」「スーパーいなば」の隣の停車駅は各列車記事を参照のこと。
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 因美線
- 東郡家駅 - 郡家駅 - 河原駅
- 若桜鉄道
- ■若桜線(半数程度はJR因美線直通)
- (東郡家駅 -) 郡家駅 - 八頭高校前駅
脚注
関連項目
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郡家駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク