越前岬沖地震
越前岬沖地震(えちぜんみさきおきじしん)は、1963年(昭和38年)3月27日、日本の福井県越前岬沖の若狭湾で発生したマグニチュード6.9の地震である。 概要1963年3月27日6時34分39秒に発生。震央は福井県越前岬沖の若狭湾(北緯35度48分54秒 東経135度47分30秒)。震源の深さは14キロメートル。地震の規模を示すマグニチュードは6.9。福井県敦賀市と兵庫県豊岡市で最大震度5を観測した[1]。 気象庁はこの地震に対し、越前岬沖地震と命名した[3]。 同日15時49分23秒に最大余震が発生。震央は同じく若狭湾(北緯35度45分12秒 東経135度47分18秒)。震源の深さは7キロメートル。マグニチュード5.2。敦賀市で最大震度4を観測した[4]。 各地の震度震度4以上の揺れを観測した地点は以下の通り[1]。
被害敦賀市や小浜市など、福井県の若狭湾沿岸約50キロメートルにわたって被害があった。建物の被害は、全壊5棟(うち住家2棟)、半壊6棟(うち住家4棟)。そのほか、山崩れ、土砂崩れ、道路の亀裂、墓石の転倒などの被害があった[5]。 脚注関連項目 |