谷戸町(やとちょう)は、東京都西東京市の地名。現行行政地名は谷戸町一丁目から谷戸町三丁目。住居表示実施済み区域である。郵便番号は188-0001[3]。
地理
西東京市の西部に位置する。町域は概ね平坦で三角形に近い形をしている(北が狭く南が広い)。主に住宅地及び商業地として利用される。
東は住吉町、南は北原町、南西は緑町、西はひばりが丘に隣接する。南から時計回りに谷戸町一~三丁目が設置されている。
河川
面積と人口
丁目毎の面積 [1]、人口と世帯数[2]、および人口密度は以下の通りである。(2018年(平成30年)1月1日現在)
丁目 |
面積 |
人口 |
世帯数 |
人口密度 |
備考
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男 |
女 |
計
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谷戸町一丁目
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0.19km2
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1,409人
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1,519人
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2,928人
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1,378世帯
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15,410.5人/km2
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谷戸町二丁目
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0.25km2
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3,338人
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3,643人
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6,981人
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2,718世帯
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27,924.0人/km2
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西東京市で最も 人口密度が高い。
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谷戸町三丁目
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0.24km2
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1,690人
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1,881人
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3,571人
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1,749世帯
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14,879.2人/km2
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計
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0.68km2
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6,437人
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7,043人
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13,480人
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5,845世帯
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19,823.5人/km2
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小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]。
地価
住宅地の地価は、2017年(平成29年)7月1日の公示地価によれば、谷戸町3-4-14の地点で25万5000円/m2となっている[6]。
歴史
明治以前には、武蔵国多摩郡田無村に属していた。旧田無市地域である。中世は田無村の中心村落は谷戸地区であったが、江戸期の青梅街道開削の際に青梅街道沿いに集落が移され、中心は現在の田無町・南町の地域に移っている。[7]。
地名の由来
旧田無市の字谷戸の一部を町域とすることより。谷戸の語源は谷あいの地を意味する[8]。
沿革
- 1967年(昭和42年)10月1日 田無市が住居表示を実施。
- 2001年(平成13年)1月21日 保谷市と田無市が合併して西東京市発足。西東京市谷戸町となる。
交通
鉄道
町域内に鉄道駅は所在しないが、町域北端のすぐ北側に西武池袋線ひばりヶ丘駅がある。
バス
ひばりヶ丘駅バス停を発着する西武バスが町域を走っている。谷戸新道沿いにひばりヶ丘駅入口、谷戸イチョウ公園、谷戸、住友重機械工業前、谷戸小学校、谷戸住宅の各停留所がある(小谷戸は北原町に所在)。また、コミュニティバスのはなバスに谷戸北停留所がある。
道路
施設
関連項目
参考文献
- 『角川日本地名大辞典 13.東京都』角川書店、1978年
- 『新旧対照町名 - 東京市町名沿革史 -』明治文献、1974年
脚注
- ^ a b “平成22年 東京都区市町村町丁別報告”. 東京都 (2014年12月25日). 2018年1月22日閲覧。
- ^ a b “人口・世帯数”. 西東京市 (2018年1月10日). 2018年1月15日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月15日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月15日閲覧。
- ^ “市立小・中学校通学区域”. 西東京市 (2017年9月7日). 2018年1月15日閲覧。
- ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
- ^ 角川日本地名大辞典 13.東京都 P1068
- ^ 角川日本地名大辞典 13.東京都 P719
外部リンク