柳沢(やぎさわ)は、東京都西東京市の町名。現行の行政地名は柳沢一丁目から柳沢六丁目。住居表示実施済み区域である。郵便番号は202-0022[3]。
地理
西東京市の南部に位置する。北は西武新宿線を挟んで保谷町、東は東伏見、南西は新町、西は向台町、北西は南町、南は武蔵野市八幡町に隣接する。また、町域の北部を東西に青梅街道が、南端の武蔵野市との境界を五日市街道が、また東端は伏見通りと伏見稲荷通りが通る。また、青梅街道に沿うように石神井川が流れる。
面積と人口
丁目毎の面積[1]、人口と世帯数[2]、および人口密度は以下の通りである。(2018年(平成30年)1月1日時点)
丁目 |
面積 |
人口 |
世帯数 |
人口密度 |
備考
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男 |
女 |
計
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柳沢一丁目
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0.13km2
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896 人
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1,040 人
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1,936 人
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1,027 世帯
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14,892.3 人/km2
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西武柳沢駅に隣接
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柳沢二丁目
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0.15km2
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1,425 人
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1,604 人
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3,029 人
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1,351 世帯
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20,193.3 人/km2
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柳沢三丁目
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0.14km2
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1,055 人
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1,095 人
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2,150 人
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1,057 世帯
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15,357.1 人/km2
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柳沢四丁目
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0.10km2
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187 人
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322 人
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509 人
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343 世帯
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5,090.0 人/km2
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柳沢五丁目
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0.13km2
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1,298 人
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1,340 人
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2,638 人
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1,218 世帯
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20,292.3 人/km2
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柳沢六丁目
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0.08km2
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739 人
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846 人
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1,585 人
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828 世帯
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19,812.5 人/km2
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西武柳沢駅に隣接
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計
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0.73km2
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5,600 人
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6,247 人
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11,847 人
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5,824 世帯
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16,228.8 人/km2
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小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]。
地価
住宅地の地価は、2016年(平成28年)1月1日の公示地価によれば、柳沢5-13-20の地点で26万2000円/m2となっている[6]。
歴史
明治以前には、武蔵国新座郡上保谷村および上保谷新田村に属していた、旧保谷市地域である。
地名の由来
旧小字名にちなむ[7]。なお、町名の案として、「柳町」「柳沢町」「川桐町」「柳沢南町」が挙がっていた[8]。
隣接する田無市にも字柳沢が存在したが、こちらは田無市内の住居表示実施時にすべて他地区へ編入されており、現在の西東京市柳沢には継承されていない。
沿革
- 1966年(昭和41年)5月1日 保谷町が町名整理を実施。
- 大字上保谷の小字柳沢(一部)、上柳沢、および大字上保谷新田の小字坂上(一部)、葭窪北台を合わせて柳沢が設置される。
- 2001年(平成13年)1月21日 保谷市と田無市が合併して西東京市発足。西東京市柳沢となる。
交通
鉄道
町域北端に西武新宿線西武柳沢駅がある(駅の住所は保谷町三丁目)。
バス
地域内を西武バスと関東バスが通っている。
道路
施設
- 文教・スポーツ
- 都営住宅
関連項目
参考文献
- 『角川日本地名大辞典 13.東京都』角川書店、1978年
- 『新旧対照町名 - 東京市町名沿革史 -』明治文献、1974年
脚注
- ^ a b “平成22年 東京都区市町村町丁別報告”. 東京都 (2014年12月25日). 2018年1月22日閲覧。
- ^ a b “人口・世帯数”. 西東京市 (2018年1月10日). 2018年1月15日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月15日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月15日閲覧。
- ^ “市立小・中学校通学区域”. 西東京市 (2017年9月7日). 2018年1月15日閲覧。
- ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
- ^ 『角川日本地名大辞典 13.東京都』p.1134
- ^ 『保谷町広報』第62号 1964年7月30日
- ^ 「保養所改修 憩いの場に:西東京 三菱UFJが複合施設」『読売新聞』朝刊2023年6月27日(都民面)
外部リンク