西沢利明
劇団俳優座[6]、文学座[6]、劇団雲[6]、染谷事務所[7]、劇団昴[6]を経て、アイティ企画に所属していた。 略歴北海道[6]旭川市出身[10]。北海道千歳高等学校卒業後、学習院大学[6]経済学部中退。その後は俳優座養成所に入り、同養成所卒業後に文学座へ入団。 1963年、文学座を集団で脱退し劇団雲の結成に参加[3]。『ロミオとジュリエット』『動物園物語』などでは主役を張り、中心俳優として活動した。 1975年の劇団分裂後はフリーとなり、染谷事務所を経て[7]、1978年から1997年までは劇団昴に所属した。 2011年頃に膀胱ガンが判明するが、本人の希望で公表せず闘病しながら活動を継続[9]。2013年3月28日、ガンが肺に転移していることが判明し、担当医と治療法を相談していた矢先に容態が悪化[11]。4月11日、膀胱ガンのため死去[1][9]。77歳没。遺作は、同年2月21日に撮影され6月12日に放送された『鉄道警察官 清村公三郎10 SL大井川殺人ルート』での医科大学教授役となった[12]。 特色・人物主に舞台で活躍。時代劇や刑事ドラマでは悪役としての起用が多かった。また、特撮作品でも活躍し、特に『宇宙刑事ギャバン』など宇宙刑事シリーズでのコム長官役で知られる[11]。 声優としては、主に吹き替えに出演。アンソニー・パーキンス[13]とジャン=ルイ・トランティニャンの吹き替えを多く担当した。また矢島正明に次いでロバート・ヴォーンの吹き替えを複数作で担当した。 趣味は水泳、スキー。スキーは北海道出身だったこともあり腕が高く、ドラマ『太陽にほえろ!』第449話・第450話に出演の際は神田正輝と共に、雪の志賀高原ロケにおいてその実力を存分に発揮していた。 2012年公開の『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』では、引き続きコム長官役で出演。試写会の帰りには多くのファンから握手を求められたといい、「昔の事なのに……今でも……!役者冥利……?心して“仕事”をしなくては……!」とコメントしていた[14]。 晩年はgooブログにて『西沢利明の俳優ノート』を開設し、近況や趣味、出演情報などを写真付で紹介していた。没後も、しばらくは妻によって更新が行われている。 出演作品(俳優)テレビドラマ
映画
舞台
出演作品(声優)吹き替え俳優
洋画
海外ドラマ
ゲーム
CDアルバムナレーター
脚注
出典(リンク)参考文献
外部リンク
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