西春駅
西春駅(にしはるえき)は、愛知県北名古屋市九之坪南町にある、名古屋鉄道犬山線の駅である。駅番号はIY04。 北名古屋市の中心部に位置する駅で、同市の代表駅である。 歴史以前は朝の下りのみ一部の特急が特別停車していたが、中部国際空港開港後の2005年白紙ダイヤ改正からは当駅に停車する特急はない。
駅構造8両編成対応の島式ホーム2面4線を有する橋上駅である。名鉄名古屋 - 岩倉間で唯一の待避可能駅である(1993年以前は名鉄名古屋 - 岩倉に待避可能な駅がなかった[7])。本線は内側で副本線は外側にある。名古屋方面は当駅を出ると事実上名古屋本線堀田駅(急行・準急の待避は本笠寺駅)または常滑線大江駅まで待避ができない(金山駅では構造上待避が可能だが、本数が多いため通常は行わない。地下鉄鶴舞線方面は鶴舞線終点の赤池駅または豊田線終点の豊田市駅まで待避不可)。それもあって、当駅で普通が特急を通過待ちしたり、普通(名古屋市営地下鉄鶴舞線から直通する列車)と準急の乗り換えができるようなダイヤになっている。
配線図
利用状況
※ 犬山線の駅では、江南駅、岩倉駅に次いで3番目に多い(上小田井駅の全利用者を名鉄駅利用とみなせば、同駅が最多となるため4番目となる)。2021年度のみ、岩倉駅の利用者を抜き2位となっていた。1993年(平成5年)に犬山線と名古屋市営地下鉄鶴舞線が直通するようになって利用者が以前より増加した。2005年(平成17年)に名古屋空港行きバスが減便になってもそれほど利用者に変化はない。 駅周辺2006年(平成18年)の市町村合併までは当駅上に旧西春日井郡西春町と師勝町の境界線があった。なお、西春というのは元々は現在の北名古屋市九之坪付近が「西春日井」郡としては中央部に位置することによる命名(「西春日井」の略名)で、師勝町との合併による北名古屋市誕生により西春町は消滅したが、西春郵便局、西春高校、ほかにも「西春支店」「西春店」として存続している金融機関や店舗が多く、2016年(平成28年)になって、西春駅前1 - 2丁目(旧西春町九之坪、西之保のそれぞれ一部より)という正式地名ができた。 西口は、駅の西を走る県道63号名古屋江南線(名草線)まで商店街が続く。県道に沿って、北名古屋市役所(西庁舎。市施行前は西春町役場)など大規模な施設がある。県道と駅西の通りが交差する交差点名は西春駅となっている。 東口は、ロータリーがあり、バス・タクシー乗り場の他、ヨシヅヤYストア西春店 、地下駐輪場、三菱UFJフィナンシャル・グループの営業所ビルなどがある。 車の場合には、駅の東西の交通は駅北側の踏切または愛知県道62号春日井稲沢線の駅南側のガードを通行する。 周辺の施設
路線バス名古屋飛行場(小牧空港)への路線バスの乗換え駅である。かつては15分間隔で当駅と名古屋空港を結ぶバスが運行されていた[1]が、2005年(平成17年)の中部国際空港開港後は30分間隔に減便されている。朝と夕は快速運転や直行運転などが行われている。バスは小牧や一宮などいろいろな配属が見られる。 名鉄バス北名古屋市内循環バス「きたバス」朝便・夕便
昼便循環バス(右回り・左回り)で1時間に1本発車。
隣の駅
脚注
関連項目外部リンク
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