空飛ぶモンティ・パイソンのエピソード一覧空飛ぶモンティ・パイソンのエピソード一覧(そらとぶモンティ・パイソンのエピソードいちらん)は、イギリスのスケッチ・コメディー番組『空飛ぶモンティ・パイソン』の各エピソードを記した一覧である。 台本にタイトルのないエピソードについてはもっともメジャーなものをとり、イタリック体で示している。また、スケッチの日本語版タイトルは、ソニー版DVDの記述に従っている。 日本初放送日は、東京12チャンネル(現:テレビ東京)で1976年に放送された『チャンネル泥棒!快感ギャグ番組!空飛ぶモンティ・パイソン』(全25回)の放送日を指す。ただし、他に第2シリーズの第2話、第3話、第11話などほんの一部のみが抜粋されて放送された回もある。また、第2シリーズの第6話は1977年の『爆笑!チャンネル泥棒 モンティ・パイソン2』の第8回において一部が初放送されている。 第1シリーズ
第1シリーズは全話においてオープニングにマイケル・ペイリン演ずる「イッツマン」が登場し、「It's...」というセリフを放つ。 1. カナダはどっちだ?!(第1話、本放送1969年10月5日 / 日本初放送1976年4月9日(第1回、ただし一部のみ))
2. セックスとバイオレンス(第2話、本放送1969年10月12日 / 日本初放送1976年4月16日(第2回))
3. 遠くから異なる種類の木を見分ける方法(第3話、本放送1969年10月19日 / 日本初放送1976年4月23日(第3回))
4. フクロウの柔軟体操の時間(第4話、本放送1969年10月26日 / 日本初放送1976年4月30日(第4回))
この回には、グレアム・チャップマン演ずる軍人が登場、無理矢理スケッチを終了させる。 5. 20世紀後半における男のアイデンティティ・クライシス(第5話、本放送1969年11月16日 / 日本初放送1976年5月7日(第5回))
6. 芸術の時間(別題:ブダペストの銀メッキ製テンにBBCがエントリー)(第6話、本放送1969年11月23日 / 日本初放送1976年5月28日(第8回))
7. いい加減にしろ(第7話、本放送1969年11月30日)
8. 正面ストリップ(第8話、本放送1969年12月7日 / 日本初放送1976年5月14日(第6回))
この回には、グレアム・チャップマン演ずる軍人がたびたび登場、無理やりスケッチを終了させる。オープニングでイッツ・マンに爆弾を手渡すビキニ・スタイルの女性はエヴァ・オーリン(クレジット無し)。 9. アリのご紹介(第9話、本放送1969年12月14日 / 日本初放送1976年5月21日(第7回))
10. 無題(第10話、本放送1969年12月21日)
11. 王立交響楽団、トイレへ!(第11話、本放送1969年12月28日)
12. 裸のアリ(第12話、本放送1970年1月4日 / 日本初放送1976年6月18日(第11回))
13. しばらくお待ちください(第13話、本放送1970年1月11日 / 日本初放送1976年6月4日(第9回))
第2シリーズ
第2シリーズのオープニングでは、「And now something completely different. (それでは、今までとは全く違ったものをお見せしましょう)」とジョン・クリーズ演ずるアナウンサーが語った後で、イッツマンが登場し、「It's...」と言う。 1. 内務大臣を迎えて(別題:ディンズデール)(第14話、本放送1970年9月15日 / 日本初放送1976年4月9日(第1回、ただし一部のみ)) 2. スペイン宗教裁判(第15話、本放送1970年9月22日)
3. デジャヴュ(別題:場面5)(第16話、本放送1970年9月29日)
4.バズ・オルドリン・ショー(別題:お詫び)(第17話、本放送1970年10月20日)
この回ではガンビーが番組内にたびたび登場する。 5. とあるスナック・バーからの中継(第18話、本放送1970年10月27日 / 日本初放送1976年6月11日(第10回))
6. これがBBC商法だ!(別題:学校賞)(第19話、本放送1970年11月3日)
7. アッティラ・ザ・フン・ショー(第20話、本放送1970年11月10日 / 日本初放送1976年7月9日(第14回))
8. 今日の考古学(第21話、本放送1970年11月17日 / 日本初放送1976年7月2日(第13回))
9. 身体のパーツを見分ける方法(第22話、本放送1970年11月24日 / 日本初放送1976年6月25日(第12回))
10. 南極のスコット(第23話、本放送1970年12月1日 / 日本初放送1976年4月9日(第1回、ただし一部のみ))
11. 他人から身を隠す方法(第24話、本放送1970年12月8日)
12.スパム(第25話、本放送1970年12月15日 / 日本初放送1976年9月24日(第25回))
13. ロイヤル・エピソード13(別題:女王陛下のモンティ・パイソン)(第26話、本放送1970年12月22日)
第3シリーズ
このシリーズのみ、オープニングにはテリー・ジョーンズが演じる「裸のオルガン奏者」が登場し、その後にアナウンサーのセリフ(第2シリーズのものを短縮)「And now...」とイッツマンの「It's...」が来るようになる。 1. ウィッカーズ・ワールド(別題:ジョールの武勇伝)(第27話、本放送1972年10月19日)
2. ブライアン・ノリス夫妻の冒険(第28話、本放送1972年10月26日 / 日本初放送1976年7月16日(第15回))
3. マネー・プログラム(第29話、本放送1972年11月2日 / 日本初放送1976年7月23日(第16回))
4. 血、破壊、死、戦争そして恐怖(別題:ぶ飛空ティンモ・イソパン)(第30話、本放送1972年11月9日 / 日本初放送1976年7月30日(第17回))
最初のネタを引っ張ってクレジットも番組名もアナグラム。 5. オール・イングランド プルースト要約選手権(第31話、本放送1972年11月16日)
6. マリー・ホワイトハウスなんかぶっ飛ばせ!(第32話、本放送1972年11月23日)
7. サラダの日々(第33話、本放送1972年11月30日 / 日本初放送1976年8月13日(第19回))
8. サイクル野郎危機一髪!(第34話、本放送1972年12月7日) オープニング・シークエンスなし 9. 裸のオルガン奏者(第35話、本放送1972年12月14日 / 日本初放送1976年8月20日(第20回))
10. トリップショー病(第36話、本放送1972年12月21日)
この回は、BBCの検閲により「Big Nose Sculptures」、「Cocktail Bar」、「Wee - Wee」という3つのスケッチとアニメの一部がカット、他のエピソードに収録する予定だった「世界で一番メイワクな牧師」と「トリップショー病」で穴埋めして放送された。 11. デニス・ムーア(第37話、本放送1973年1月4日 / 日本初放送1976年8月6日(第19回))
12. 枕元の一冊(第38話、本放送1973年1月11日)
13. グランドスタンド(別題:輝け!英国芸能大賞)(第39話、本放送1973年1月18日 / 日本初放送1976年8月27日(第21回)) オープニング・アニメなし
第4シリーズ第4シリーズは唯一、第42話を除いてイッツマン等のオープニングのシークエンスが存在しない。オープニングアニメのナレーションもなく、タイトル自体も「Monty Python(Flying Circusが付かない)」に変更されている。 またジョン・クリーズは第4シリーズには出演していない。しかし未発表だった台本を提供しており、エンド・クレジットには「脚本」としてクレジットされている。 1. 気球の黄金時代(第40話、本放送1974年10月31日) この回はオープニングなし
2. マイケル・エリス(第41話、本放送1974年11月7日 / 日本初放送1976年9月3日(第22回))
「マイケル・エリス」は、ほぼ全編を占めるロング・スケッチ。映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』の制作初期のアイデアを流用している。 3. 戦争バラエティー(第42話、本放送1974年11月14日 / 日本初放送1976年9月10日(第23回))
4. ハムレット(第43話、本放送1974年11月21日)
5. ミスター・ニュートロン(第44話、本放送1974年11月28日)
「ミスター・ニュートロン」は、ほぼ全編を占めるロング・スケッチ。冒頭の「ポストの除幕式」を除き、全編をテリー・ジョーンズとマイケル・ペイリンが共同で執筆した。 ダグラス・アダムズがカメオ出演している。 6. 政見放送(第45話、本放送1974年12月5日 / 日本初放送1976年9月17日(第24回))
参考文献
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