考える人 (ロダン)
『考える人』(かんがえるひと、フランス語: Le Penseur)は、オーギュスト・ロダンが制作したブロンズ像である。思索にふける人物を描写した像として知られるが、地獄に堕ちた人々を見つめているとの説もある。 概要「考える人」は当初、“Le Poète”(詩人)と名づけられていたものである[1]。「考える人」の名称は、ロダンの没後にこの作品を鋳造した鋳造職人のファウンドリ・リュディエ(fr)が命名したといわれる[2]。 ロダンは、装飾美術博物館(Musée des Arts Décoratifs)の門を、ダンテの『神曲』に着想を得て制作し、それを『地獄の門』と名づけたが、この『考える人』はその門の頂上に置かれる一部分にあたる。 この考える人は、地獄の門の上で熟考するダンテを表そうとしたもの」であるという説や[1]、ロダン本人を表している説などがある。 設置場所オリジナル
死後の鋳造など計26ヶ所にある。 脚注注釈出典
関連項目
外部リンク
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