神奈川県道42号藤沢座間厚木線
神奈川県道42号藤沢座間厚木線(かながわけんどう42ごうふじさわざまあつぎせん)は、神奈川県藤沢市葛原を起点とし、終点の厚木市三田までを結ぶ県道(主要地方道)である。 概要2010年(平成22年)3月25日、藤沢市都市計画道路藤沢厚木線(神奈川県道43号藤沢厚木線区間を含む)、及び綾瀬市都市計画道路寺尾上土棚線(県道40号から国道1号まで)が4車線で供用されたことに伴い、これまでの県道42号線(国道467号長後小学校入口交差点を起点として、長後駅入口、綾瀬小学校前を経由し、県道40号綾北小前交差点に至る)は、藤沢市道、綾瀬市道として移管された。 2010年(平成22年)3月28日に国道129号から先、都市計画道路 座間荻野線として、関口中央交差点から中三田陸橋上交差点までの延長部分1.1kmが暫定2車線で開通し、その後4車線化された。2021年現在、中三田陸橋から県道63号線・三田小学校入口交差点間1.17kmの建設が進められており、2026年度開通予定[1]。 神奈川県座間市南栗原から立野台にかけて新道と旧道が存在している。 路線データ
地理通過する自治体経路および交差する道路・鉄道路線・河川
重複区間
都市計画道路寺尾上土棚線都市計画道路寺尾上土棚線(てらおかみつちだなせん)とは、綾瀬市を南北に縦断し、綾瀬市役所や市民センター、病院が立ち並ぶ綾瀬市中心地域を縦貫し、綾瀬市内の北で東名高速道路と、南で東海道新幹線と交差している延長約5kmの道路である。主要幹線道路の一部として位置付けられていて、神奈川県が神奈川県道42号藤沢座間厚木線のバイパスとして整備された。 将来的には本道路を北伸させて大塚本町交差点に接続させる予定である。海老名市、座間市を通り国道246号に接続し、相模原市の橋本、そしてさがみ縦貫道(首都圏中央連絡自動車道)の相模原インターチェンジ方面まで延伸する。南方向へは藤沢市の国道1号から同市辻堂太平台の神奈川県道30号戸塚茅ヶ崎線まで延伸する。全通すると広域幹線道路としての役割が大きくなる。 概要
綾瀬市内の北伸計画問題北伸予定の綾瀬市内の寺尾台交差点から大塚本町交差点までの区間の寺尾地区は住宅が密集しており、約100世帯もの住民が退去しなくてはならなく、さらには道路予定地上には小学校と幼稚園があり、地域分断、騒音等が問題視されている。ただし小学校は、この計画を踏まえた上で建設されている。 そもそもこの北伸計画は1969年(昭和44年)に都市計画が決定。それから約55年の年月が経過しており、また当初の計画より道幅を広げたことにより一部の周辺住民から批判の声が上がっている。 本計画が再び浮上したのは、前述の通り国道1号から神奈川県道40号横浜厚木線まで開通しており、更に利便性を向上させる目的がある。 脚注
関連項目 |