河辺愛菜
河辺 愛菜(かわべ まな、英語: Mana Kawabe、2004年10月31日[1] - )は、日本のフィギュアスケート選手(女子シングル)。2022年北京オリンピック日本代表。中京大学在学中。 経歴祖父はカワベ市場開発、青木塾の代表、一般財団法人社会保険協会役員理事などの肩書を持つ河辺清司である[2]。 5歳からフィギュアスケートを始め、小学生の時から国際大会で優勝していた。テレビ愛知が2018年3月21日に放送した番組「マナのフィギュア日記 ~13歳の選択肢~」では、河辺に密着取材していた[3]。同年春に、父を名古屋に残し、母、弟と3人で関西に転居した。宮原知子、本田真凜、紀平梨花など数多くの有名選手を指導した名コーチである濱田美栄の指導を受けるためである。濱田の指導のもとで、3回転アクセルジャンプを身に付けた[4]。2018年2月に開催された全国中学校スケート大会の時点では、所属は名古屋市立汐路中学校となっていた[5]が、翌2019年2月の同大会では、所属は高槻市立第九中学校となっていた[6]。その後は京都両洋高等学校に進学した[7]。2019年全日本フィギュアスケートジュニア選手権で優勝、2020年ローザンヌユースオリンピックで4位と、順調に経歴を積み重ねてきた。 2020-2021シーズン、シニア移行。2020年4月の木下アカデミー発足、濱田コーチのゼネラルマネジャー就任により、関西大学カイザーズフィギュアスケートクラブ(関西大学KFSC)からアカデミー練習生となる。 2021-2022シーズン2021年11月のNHK杯では2位。同年12月の全日本選手権では3位となった。日本スケート連盟による2022年北京オリンピックの代表選考では国際スケート連盟公認大会での実績が豊富な宮原知子、三原舞依などの選手と比較検討された。河辺は3回転アクセルを跳んだ競技力と、年齢的な将来性などを理由に初のオリンピック代表に選出され、世界選手権の出場も決定した[8]。北京五輪の個人戦は、3回転アクセルが成功とならずジャンプでもミスが続きショートプログラムで62.69点の15位、フリースケーティングは104.04点で23位、合計は166.73点で23位という結果となった。ロシア勢不在となった世界選手権ではショートプログラムで3回転アクセルを回避し63.68点の12位、フリースケーティングでは3回転アクセルを入れるも成功とならず118.76点で15位、合計は182.44点で15位という結果だった。 2022年4月21日、拠点を京都から愛知に移し樋口美穂子コーチに師事すること、京都両洋高から中京大中京高へ転校が公表された[9]。 技術・演技6種類の3回転ジャンプを飛ぶことができる。3回転アクセルは2019年全日本ジュニア選手権で初成功させた。ISU公認大会では、ジュニアグランプリクロアチア大会、ユースオリンピックともに回転不足判定を受け成功には至っていなかったが、2021年NHK杯のショートプログラムにて初成功させた[10]。コンビネーションでは3回転ルッツ-3回転トゥループ、3回転フリップ-3回転トゥループ、2回転アクセル-3回転トゥループなどを成功させている。 主な戦績
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プログラム使用曲
脚注
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