江部乙駅(えべおつえき)は、北海道滝川市江部乙町西12丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はA22。電報略号はエオ。事務管理コードは▲120101[2]。当駅より旭川方面は旭川支社の管轄となる。
歴史
駅名の由来
所在地名より。アイヌ語に由来し、アイヌ語の「ユペオッ(yupe-ot)」(チョウザメ・たくさんいる)、あるいは「イペオチ(ipe-ot-i)」〔魚が・多く・いるところ(サケの多くいる所)〕からとされる[10]。
駅構造
2面3線の単式・相対式ホームを持つ駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。
無人駅(深川駅管理)。以前は有人駅であったが、その後簡易委託へ変更後に窓口業務を全て廃止しており、駅舎内には現在も閉鎖された出札窓口が残されている。出改札業務など利用客の応対を行う駅員はいないものの、旧事務室は冬季間に駅構内の除雪作業などを行う職員が詰所として利用している。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先
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1
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■函館本線
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上り
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滝川・岩見沢方面
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2
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-
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(上下待避線)
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3
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下り
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旭川方面
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-
塗装変更前の駅舎(2004年7月)
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ホームから駅舎を望む
(2017年7月)
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待合室(2017年7月)
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ホーム(2017年7月)
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跨線橋(2017年7月)
利用状況
乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
年度
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乗車人員
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出典
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備考
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年間
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1日平均
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1935年(昭和10年)
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88,304
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242
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[3]
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1955年(昭和30年)
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457,444
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1,250
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1965年(昭和40年)
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248,943
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683
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1975年(昭和50年)
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113,358
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310
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1978年(昭和53年)
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102,171
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280
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1992年(平成04年)
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(46.0)
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[11]
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1日平均乗降客数92人
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2011年(平成23年)
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(40.0)
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[12]
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1日平均乗降客数80人
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2012年(平成24年)
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(41.0)
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1日平均乗降客数82人
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2013年(平成25年)
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(38.0)
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1日平均乗降客数76人
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2014年(平成26年)
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(29.0)
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1日平均乗降客数58人
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駅周辺
滝川市と合併する前の江部乙町の中心駅であったため、小さな街としての形態が整っている。駅前には温泉旅館や商店が残っており、徒歩5分の位置に江部乙市街がある。幹線道路沿いに郵便局などの金融機関や公共施設、商店街が並ぶ。路線バスも幹線道路沿いに停車する。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■函館本線
- 滝川駅 (A21) - *
(深沢信号場) - 江部乙駅 (A22) - 妹背牛駅 (A23)
- *
打消線は廃止信号場
脚注
注釈
- ^ 上り列車を毎日運転の深川駅始発とし、下り列車は廃止。
出典
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
江部乙駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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小樽 - 札幌 ■ | |
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札幌 - 旭川 ■ | |
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*打消線は廃駅・廃信号場 |