深沢信号場

深沢信号場
ふかざわ Fukazawa
◄滝川 (4.3 km) (4.1 km) 江部乙►
所在地	北海道滝川市滝ノ川西5丁目 北緯43度35分32.2秒 東経141度55分7.5秒
所属事業者	日本国有鉄道
所属路線	函館本線
キロ程	374.1[1] km（函館起点）
駅構造	地上
開業年月日	1961年（昭和36年）10月1日
廃止年月日	1966年（昭和41年）9月27日

深沢信号場（ふかざわしんごうじょう）は、北海道滝川市北滝の川[1]にあった、日本国有鉄道函館本線の信号場。事務管理コードは▲120109[1]。

歴史

輸送量増加に備えて設けられ、前後が複線化されたため廃止された[2]。

年表

• 1948年（昭和23年）7月1日：国有鉄道 函館本線の深沢線路班の職員、通学者のため列車の一部を停車[3]。
• 1961年（昭和36年）10月1日：函館本線の深沢信号場として開設[2][1]。
• 1965年（昭和40年）9月29日：当信号場 - 江部乙間複線化完了、供用開始[4][2]。
• 1966年（昭和41年）9月27日：当信号場 - 滝川間の複線が供用開始され[4][2]、双方向複線化完了に伴い同日廃止[4][2]。

名前の由来

近くを流れる深沢川（現：ラウネ川）に由来。この川はアイヌ語でラウネ・ナイと呼ばれ、意味は「深い・川」であるが、この「深い」の意味は水深ではなく、両岸が高く岸から深いところを流れている様から来ており、そこから「深沢」の意訳が当てられた[5]。

構造

行違い2線式。構内の滝川側、江部乙側ともに分岐器手前をそれぞれ滝の川西5丁目通り、同6丁目通りの踏切（1984年11月にみずほ地下道としてアンダーパス化）が横切っていた。

隣の駅

日本国有鉄道

函館本線

滝川駅 - （深沢信号場） - 江部乙駅

脚注

1. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、216頁。doi:10.11501/1873236。https://doi.org/10.11501/1873236。2022年12月10日閲覧。 
2. ^ 北海道鉄道百年史 下巻 1981年発行、P60。
3. 停車場変遷大事典 国鉄・JR編 JTB 1998年出版。
4. ^ 札幌工事局70年史 1977年発行、P217。
5. 滝川市史 上巻 1981年出版 p116

関連項目

• 日本の信号場一覧

外部リンク

• MHO632X-C3-10 1963年（昭和38年） - 国土地理院（地図・空中写真閲覧サービス） 信号所本屋は江部乙側の踏切横に設置されている。滝川側の分岐器はスノーシェードで覆われている。