林おかぎ
林 おかぎ(1909年〈明治42年〉9月2日[3] - )は、日本のスーパーセンテナリアン。岐阜県土岐市妻木町の長寿の女性[4]。2024年12月29日に糸岡富子が死去して以来国内最高齢である。また、日本では1900年代生まれ最後の存命者である。なお、おかぎの「か」は可の変体仮名・「」である。 来歴1909年、岐阜県土岐市[5]の米穀商を営む両親の一人娘として生まれる[6]。 おかぎも、おかぎの母も一人娘であり、おかぎの父と夫は婿養子であった[6]。 教師をしていた夫とともに北海道に赴任し、北海道で長男を出産した[6]。戦後、夫は林家の家業である米穀商を継ぎ、おかぎは見よう見まねで畑仕事を始めた[6]。 2013年10月24日に土岐市内最高齢、2019年6月26日に岐阜県内最高齢となった[3]。 2015年に106歳になった直後に市長の訪問を受けた際には「市長さんとは、しらなんだ。忙しいのにわたしのような者のためにすいません。恥ずかしいです。」と語り、長寿の秘訣は「好き嫌いなく何でも食べること。特に生野菜と果物が好き。」と語っている[4]。また、2019年に110歳になった直後の市長訪問時には「知らない間に年を取ってしまった。土岐市だけではなく、岐阜県でも1位になったと聞き、驚いた。長生きの秘訣や、日ごろ心掛けていることは特にないが、強いて言えば、野菜が好きです。」と語っている[3]。 2024年12月29日に糸岡富子の死去に伴い、115歳118日で国内最高齢となった。耳が遠く筆談でのやりとりだが[7][8]、行事には車いすで参加し食欲も旺盛で、自分でスプーンを持って食事することもある[9]。 七男二女[6]の子供がおり、2025年現在、孫が22人、ひ孫が36人、玄孫が11人いる[7]。 脚注出典
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