東邦大学付属東邦中学校・高等学校
東邦大学付属東邦中学校・高等学校(とうほうだいがくふぞくとうほうちゅうがっこう・こうとうがっこう、英語: Toho Junior & Senior High School, attached to Toho University)は、千葉県習志野市に所在し、中高一貫教育を提供する共学の私立中学校・高等学校。東邦大学の付属校であり、推薦枠がある。高等学校においては2017年度から生徒を募集停止し[2]、完全中高一貫校となる。略称は東邦大東邦。 概要東邦大学を設立した額田豊、額田晉が自然・生命・人間の観察の必要性を唱え、1952年(昭和27年)創立。付属する東邦大学は隣接し、理系としての強みを活かした授業が行われている[3]。 2012年に高校60周年、中学50周年を迎え、その間、校地の習志野西地区(現:東邦大学習志野キャンパス)から現校地である習志野東地区への移転、男子部・女子部制から共学制への移行、「総合的な学習の時間」を含む「自分探し学習 (EXPLORING STUDY)」の開始、校内に設置していた「白羽寮」の廃寮、高校募集[注 1]の停止(2017年)[2]など、いくつもの変遷がある。 特に、「自分探し学習 (EXPLORING STUDY)」と称した探求型の学習プログラムは多彩である。「社会科博士号」「レスィテーションコンテスト・英文絵日記」など、いくつか特徴的なプログラムがある。また、「学問体験講座」は大学の付属校の強みを生かして学内外から大学教授を招聘している。高校50周年、中学40周年である2002年度から開始された。 中学の入学試験は推薦、前期、後期の3つで行われ、全て算数、国語、理科、社会の4教科で構成される。前後期試験では4教科、推薦試験ではそれに加え推薦書を基に合否を判断し、合否結果は推薦試験は試験の翌日に、前後期試験は試験の翌々日にWeb上にて発表される。 東邦大学への推薦枠がある[4]。 当校を含む学校法人東邦大学の建学の精神については、創立者の一人である額田晋により1957年(昭和32年)に刊行された著書『自然・生命・人間』に詳しい。学校法人・同窓会(『自生人』)が復刻本を刊行している[注 2]。 建学の精神・理念
象徴校章桜をモチーフとしたものとなっている。だが、当校は大きな銀杏の木が多く生えている。 環境50948.9m2の校地に本館・北館・南館・セミナー館(カフェテリアを含む)・特別教室棟・理科棟・美術棟といった建物が建立されており、また7つの理科実験室・2つの体育館(温水プールを含む)・天体観測室・全面人工芝グラウンドなどが整えられている。周辺は西側に日本大学生産工学部と隣接し、それをはさんで東邦大学理学部・薬学部が所在する。 部活動中学体育系
文化系
高校体育系
文化系
生徒会議決機関として、生徒総会(生徒会全体の意思決定)、生徒評議会(クラスの代表会議)、学級会(各クラスの意思決定)がある。生徒会本部、および専門委員会は執行機関である。議事運営のために議長団、会計調査のために会計監査局を置く。また、必要に応じて専門委員長会議や部長会、学年評議会を開くことができる。
それぞれ会員の投票によって任命される。任期は1年。
放送委員会以外の各委員会の委員は、各学級から男女1名ずつ選出する。
校長
沿革
交通アクセス進路創立目的が理数科一貫教育にあり、創立より理工科系の進学に力を入れている。東邦大学医学部、薬学部、理学部への推薦枠もある。 著名な卒業生
系列校
関連項目
脚注注釈出典
外部リンク |
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