朱里(しゅり、1989年2月8日 - )は、日本の女性プロレスラー、女性総合格闘家、元女性キックボクサー。本名:近藤 朱里(こんどう しゅり)。神奈川県海老名市出身。血液型A型。ボスジムジャパン、MAKAI、スターダム兼任所属。元ストロー級クィーン・オブ・パンクラシスト。元Krush女子フライ級女王。
経歴
日本人の父親とフィリピン人の母親の間にハーフとして生まれる。
小学生時代の習い事として空手、水泳、ダンス、そろばんを習う。
神奈川県立深沢高等学校卒業。
高校卒業後、雑誌モデルやドラマエキストラなどをやりながら芸能の道を志すが、もっと運動能力を活かしたことをやりたいと思っていた矢先、知り合いに勧められ受けたハッスルオーディションに合格。
ハッスル
- 2008年
- 2009年
- 2010年
SMASH
- 2011年
- 2012年
WNC
- 4月5日、TAJIRI以下元SMASH所属選手、レフェリー、練習生とともに新団体「Wrestling New Classic」に移籍。
- 4月22日、「Krush-EX vol. 1」で坂本柚佳里と対戦。2Rにはパンチの連打でダウンを奪い、3-0の判定で勝利する。[33]
- 4月26日、WNCプレ旗揚げ戦「Before The Dawn」のセミファイナルにて、真琴と組み、華名&紫雷美央組と対戦。パートナーの真琴が華名に敗れる。[34]
- 5月12日、メキシコで開催された『ドラゴマニアVII』(アレナ・メヒコ)に二年連続の参戦。華名とシングルマッチで対戦し、敗れる。
- 5月24日、WNC旗揚げ戦で華名と組み、真琴&りほ(現:里歩)組と対戦。この試合より牙のデザインのマウスピース[35]を着用している。
- 5月29日、プロレスリングWAVE「CATCH THE WAVE 2012 波女決定リーグ戦」に初参戦(ホワイトテイルズブロック)。初戦は紫雷美央と対戦し、グラシアスで勝利する。
- 6月8日、プロレスリングWAVE「CATCH THE WAVE 2012 波女決定リーグ戦」で華名と対戦し、カナロックで敗れる。
- 6月17日、プロレスリングWAVE「CATCH THE WAVE 2012 波女決定リーグ戦」で渋谷シュウと対戦し、15分時間切れ引き分けに終わる。* 6月24日、プロレスリングWAVE「CATCH THE WAVE 2012 波女決定リーグ戦」で栗原あゆみと対戦し、15分時間切れ引き分け。1勝2分1敗の勝ち点4で公式リーグ戦全日程を終える。
- 7月15日、WNC後楽園大会のメインイベントで浜田文子とシングルで対戦し、APクロス・ディアマンテで敗れる。試合後に介抱に入ったセコンドの華名にハイキックを見舞い、WNC本体からの離脱をアピールする。
- 8月、WNCのシリーズにAKIRA、スターバックと行動を共にする。
- 8月12日、「Krush.21」でエミNFCと対戦し、2Rに右ストレートで2度ダウンを奪いTKO勝ち。
- 8月30日から9月1日まで、AKIRA&スターバックと組み、TAJIRI&マイキー・ウィプレック&華名組相手に東京、大阪、豊橋と有刺鉄線ボードデスマッチ3連戦に挑み、シリーズを2勝1敗で終える。後楽園大会ではTAJIRIのボディスラムによって有刺鉄線ボードに被弾した。[36]
- 10月26日、初代WNC女子王座決定トーナメント1回戦でリン・バイロンと対戦。右ハイキックで勝利する。
- 11月10日、Krush.24で林美久と対戦し、3-0の判定で勝利する。
- 11月16日、9月より渋谷シュウをパートナーに、チーム名「奇跡の隣人」としてエントリーしていたプロレスリングWAVEのタッグリーグ戦「DUAL SHOCK WAVE」のBブロック同点決勝にて、桜花由美&志田光の「シダレザクラ」を破り優勝決定戦に進出するが、大畠美咲&藤本つかさの「マックロコロスケ」に敗れて準優勝に終わる。
- 12月27日、WNC後楽園大会にて、野崎渚を下し初代WNC女子王座獲得。
- 2013年
- 2月8日、初の自身プロデュース興行「STIMULUS」を開催[37]。
- 3月31日、WNC女子王座防衛戦を真琴相手に行うが敗れて王座陥落。
- 4月29日、スターダム両国国技館大会に参戦。米山香織&松本浩代と組み、高橋奈苗&藤本つかさ&長野美香組と対戦するが米山が高橋からフォールされる。
- 5月15日、2年連続でプロレスリングWAVE「CATCH THE WAVE 2013 波女決定リーグ戦」に参戦(スレンダーブロック)。初戦は紫雷美央と当たり、ランニング・ニーが美央の肩に直撃して負傷させるが、最後は土蜘蛛に屈する。
- 5月26日、プロレスリングWAVE大阪大会「CATCH THE WAVE 2013 波女決定リーグ戦」で春日萌花と対戦し、ジャーマンスープレックスホールドを決めてリーグ公式戦初勝利。
- 5月29日、プロレスリングWAVE「CATCH THE WAVE 2013 波女決定リーグ戦」でチェリーと初シングル、ジャーマンスープレックスホールドで連勝。
- 6月8日、OSAKA女子プロレスにて「CATCH THE WAVE 2013 波女決定リーグ戦」で渋谷シュウと対戦し、スリーパーホールドで3連勝。
- 6月9日、プロレスリングWAVE「CATCH THE WAVE 2013 波女決定リーグ戦」で志田光と対戦し、15分時間切れ引き分け。試合後、双方ともリーグ戦とは別に再戦を希望した。
- 6月19日、プロレスリングWAVE「CATCH THE WAVE 2013 波女決定リーグ戦」で中島安里紗と初シングル、15分時間切れ引き分け。スレンダーブロック1位で決勝トーナメント進出を決める。
- 7月14日、アイスリボン新宿大会で志田光と再戦するが、フルメタルマフラーにギブアップ。
- 7月15日、プロレスリングWAVE後楽園大会「CATCH THE WAVE 2013 波女決定リーグ戦」準決勝で中島安里紗と再戦も、ドラゴンスープレックスホールドで敗れ決勝進出ならず。3位決定4WAY戦でも敗退。
- 8月25日、アイスリボン後楽園大会で「88&89年生まれによる8人タッグマッチ」に出場(志田光&朱里&中森華子&大畠美咲 vs 希月あおい&真琴&中島安里紗&下野佐和子)。志田が下野からフォールを奪い勝利。
- 9月15日、OZアカデミー横浜文化体育館大会で花月と組み、志田光&中島安里紗組と対戦し、花月が志田からフォールを奪い勝利[38]。
- 9月18日、セリーナに勝利してWNC女子王座返り咲き。
- 9月20日、第2代REINA世界女子王座決定戦でCMLLのセウシスを破り王座獲得するが、試合後に前王者堀田祐美子に襲撃される[39]。
- 9月21日と22日、WRESTLE-1旗揚げツアーで真琴との2連戦を連勝。
- 10月31日、WNC後楽園大会にて堀田祐美子相手にWNC女子&REINA世界女子王座防衛戦を行い、ハイキックで倒し両王座防衛に成功[40]。
WNC-REINA
- 2014年
- 3月16日、Krush-EX 2014 vol.1にて行われた初代Krush女子王座決定戦で林美久を延長戦の末降し初代王者に就く。Krush史上初となる女子のメインイベントとして行われ、新宿FACEを超満員札止めになり、ニコニコ生放送で全試合完全生中継されるなど大きな注目を集めた試合となった[43]。
- 4月、CMLL-REINAインター王者としてCMLL遠征。アマポラに敗れインター王座を失うが、アレナ・メヒコ4日連続出場を果たす。
- 7月13日、Krush.43にて谷山佳菜子相手に初防衛戦。朱里側の希望により女子では異例の3分3ラウンドで組まれ、3-0の判定で初防衛成功、試合後、K-1参戦をアピールした[44]。
- 8月10日、REINA新宿大会で華名とタッグで対戦(パートナーは真琴、華名のパートナーはアレックス・リー)、華名のWNC退団以来約1年9ヶ月ぶりの遭遇となったが、真琴が華名の変形式ゾンビ固めにギブアップ、試合後も華名とやり合う[45]。
- 8月30日、REINA後楽園大会でマルセラが持つCMLL世界女子王座に挑戦、1本目は取るも2本連取され敗戦[46]。
- 9月18日、大鷲透20周年自主興行にて「男+女+オカマ混合メキシコ風8人タッグ」に出場。さくらえみと約3年ぶりに遭遇。
- 10月7日、「カナプロマニア」で藤原喜明と組んで、華名&鈴木みのる組と対戦し、華名から勝利。試合後、華名と一触即発になるも相手の自主興行にも関わらず「朱里コール」が響く異様な光景となった。
- 10月15日、WAVE新木場大会、渋谷シュウの相手Xとして登場。バズソーキックで勝利。
- 10月30日、初のプロデュース興行「朱里まつり〜いいわね!いくわよ!」開催。越中詩郎と組み、木村響子&望月成晃組と対戦。
パンクラス
- 2016年
- 1月30日、パンクラスと複数試合契約を結び、キックボクシングからMMAに転向を発表[47]。
- 1月31日、REINA板橋大会にて3月25日を以てREINA退団を発表[48]。上記のMMA転向により退団であるが、プロレス活動についてはフリーランスとして継続し仙女やOZアカデミーや魔界錬闘会などに参戦。また、総合格闘家としては引き続きボスジムジャパン所属となる。
- 4月24日、パンクラス初参戦となったPANCRASE 277で浅倉カンナと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた[49]。
- 2017年
- 5月28日、PANCRASE 287で新設されたストロー級クィーン・オブ・パンクラス決定戦でキンバリー・ノヴァスと対戦し、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[50]。
UFC
MAKAI
- 2019年
- 2020年
スターダム
- 2020年
- 10月29日、後楽園ホール大会の開始前に会見を行い、11月1日付でスターダム所属となることが正式に発表された[62]。
- 2021年
- 2022年
人物
戦績
総合格闘技
総合格闘技 戦績
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9 試合
|
(T)KO
|
一本
|
判定
|
その他
|
引き分け
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無効試合
|
6 勝
|
1
|
0
|
5
|
0
|
0
|
0
|
3 敗
|
1
|
0
|
2
|
0
|
キックボクシング
キックボクシング 戦績
|
14 試合
|
(T)KO
|
判定
|
その他
|
引き分け
|
無効試合
|
13 勝
|
1
|
12
|
0
|
0
|
0
|
1 敗
|
0
|
1
|
0
|
勝敗
|
対戦相手
|
試合結果
|
大会名
|
開催年月日
|
○ |
トモコSP |
3分3R終了 判定3-0 |
Krush.58 【Krush女子タイトルマッチ】 |
2015年9月12日
|
× |
イ・メイディエ |
3分3R終了 判定 |
K-1 CHINA vs JAPAN |
2015年2月1日
|
○ |
グレイシャア亜紀 |
3分3R終了 判定3-0 |
Krush.48 in SENDAI 【Krush女子タイトルマッチ】 |
2014年12月21日
|
○ |
谷山佳菜子 |
3分3R終了 判定3-0 |
Krush.43 【Krush女子タイトルマッチ】 |
2014年7月13日
|
○ |
林美久 |
延長 判定3-0 |
Krush-EX 2014 vol.1 【初代Krush女子王座決定戦】 |
2014年3月16日
|
○ |
サンチェス弥生 |
2分3R終了 判定3-0 |
Krush.36 初代Krush女子王座決定トーナメント・準決勝 |
2014年1月4日
|
○ |
サンチェス弥生 |
2分3R終了 判定3-0 |
J-NETWORK「J-GIRLS 2013 ~Victorious Goddess 4th~」 |
2013年9月1日
|
○ |
チェン・ウェイティン |
2分3R終了 判定3-0 |
Krush-IGNITION 2013 vol.4 |
2013年6月2日
|
○ |
林美久 |
2分3R終了 判定3-0 |
Krush.24 |
2012年11月10日
|
○ |
エミNFC |
2分3R 2R1分6秒 TKO |
Krush.21 |
2012年8月12日
|
○ |
坂本柚佳里 |
2分3R終了 判定3-0 |
Krush-EX 2012 vol.1 |
2012年4月22日
|
○ |
三堀"SMILE"美弥子 |
2分3R終了 判定2-0 |
Krush.15 |
2012年1月9日
|
○ |
風香 |
2分3R終了 判定2-0 |
SHOOT BOXING 25TH ANNIVERSARY SERIES 開幕戦 維新-ISHIN- 其の壱【シュートボクシングルール】 |
2010年2月13日
|
○ |
ASAKO |
2分3R終了 判定3-0 |
JEWELS 6th RING【シュートボクシングルール】 |
2009年12月11日
|
得意技
フィニッシュ・ホールド
- バズソーキック
- 仰向けになった相手の上半身を起こして相手の左側頭部を振り抜いた右足の甲で蹴り飛ばす。
- 右ハイキック
- 朱雀
- 変形羽根折り式脇固め。
- うつ伏せの相手の左腕を自身の左足でチキンウィングにロックし、右腕をアームバーに極める。
- 青龍
- 尻餅状態の相手の右腕と右足を自らの右足で挟み込み、さらに左腕も左足で固めた状態で頭部を右脇下に抱え込み、両手をクラッチして絞め上げる「腕極め式変形ドラゴン・スリーパー」。完全に相手の手足の動きを封じるため、脱出困難な複合関節技。
- 玄武
- 相手の背後からスリーパーで締め相手の体力を奪い座らせて相手の右腕を自身の左手で掴みさらに締める複合技。「変形スリーパー」
- 白虎
- 仰向け状態の相手の左足を自らの首後ろに引っ掛け、そのまま相手を反転させて自らの右手で相手の右手をクラッチし、さらに右足で相手の左腕を固定して極める「両腕取り式変形マフラー・ホールド」。
- 流炎
- 「フロント・パワースラム」の形で相手を自身の右肩に担ぎ上げて、自身の左手で相手の首後ろを支えて右サイドに頭部から投げ落として、自身も背面から倒れ込んでマットに垂直落下で突き刺す「変形エメラルド・フロウジョン」。
- 朱世界
- 相手を肩車の形で担ぎ上げ、自身の右手で相手の首後ろを抱えて前方回転させながらパワースラムの形で右サイドに投げ落として体を浴びせて相手の後頭部からマットに突き刺す。「変形片翼の天使」。「流炎」の進化形技。この技で林下詩美を破りワールド王座初戴冠を果たした。
打撃技
- 各種キック
- ローキック、ミドルキック、踵落とし、ローリング・ソバット
- 膝蹴り
- 首相撲の体勢で相手を組みついてボディへの膝蹴り、ランニングニーアタック、対角線を走ってコーナーにいる相手への串刺しジャンピングニーアタック、など使用。
- ランキング・ハイ・ニー
- 二段式飛び膝蹴り
- 助走をつけて二段蹴りのモーションで軽く宙に舞上がり、振り上げた右膝で相手の顔面や顎に下から突き上げるような膝蹴りを叩き込む。
関節技、絞め技
- 飛びつき腕ひしぎ十字固め
- 腋固め
- 腕固め
- 三角絞め
- スリーパーホールド
- グラシアス
- ウルティモ・ドラゴンより伝授されたスタンディングジャベ。大木金太郎が使っていたX固めとほぼ同型。「笑っていいとも」出演時にバナナマンの日村勇紀にかけたことがある。
投げ技
- ジャーマンスープレックス
- 一時期はフィニッシャーとして使用される。
- バック・クラッカー
組み技
- アームドラッグ
- デジャブ
- ハーフハッチ
- ウラカン・ラナ
- 人工衛星式DDT
- ダイビング・ヒップアタック
- サイクロンKG - スクリューハイキックと同型
- KGフラッシュ
- クリスチャン・ケイジのキル・スイッチ(アンプリティアー)と同型。
- ファイヤーマンズキャリー
タイトル歴
- センダイガールズプロレスリング
- REINA女子プロレス
- OZアカデミー女子プロレス
- スターダム
- プロレス大賞
入場テーマ曲
- 曼珠沙華(まんじゅしゃげ)- STARDOMにて使用。現在の入場テーマ曲。
- Training Montage(ロッキー4/炎の友情 オリジナル・サウンドトラック)
- Theme of Sakura - SF IV Arrange -(ストリートファイターIV オリジナル・サウンドトラック)
- "Sick"(Scam Circle)- 2012年8月にAKIRA、スターバックとチーム結成してからの入場テーマ曲。
メディア出演
ラジオ
テレビ
映画
CS放送
CATV
- 夕なび 湘南~横浜(J : COM 湘南・横浜、2月14日放送 TAJIRIとともにゲスト出演)
インターネット
- みんなの願いを叶えたい!(あっ!とおどろく放送局 2009年3月20日)[69]
- 朱里チャンネル(YouTube・SMASH公式チャンネル、2011年9月2日 -)
- はっぴーシネマニア(ユーストリーム番組、2011年10月23日 TAJIRIとともにゲスト出演)
舞台
- スーパーマーケット「おさげや」 飴山妻役 (2007年8月30日-9月2日 銀座小劇場)[70]
- ラブ&ハッスル 真奈美役 (2009年1月30日 新宿FACE)
- 「極道協奏曲」主演:大和美月役 (2013年1月11日-13日 六行会ホール)
ライブ
- 第1回「つんつべ♂フェス」(2011年10月16日 ESPミュージカルアカデミー本館B1ホール 「Apple Tale×朱里」として)
- ドルスタスペシャル Tokyo Idol Carnival ver.1(2011年11月19日、中野サンプラザ 「Apple Tale×朱里」として)
- Apple Bayside Party DX~Non Stop耐久1stワンマンライブ~(2012年1月3日 Shibuya O-Crest Apple Tale初のワンマンライブにゲスト出演)
ディスコグラフィ
- 超絶乙女~武者修行編~/CRUSH! 2012年1月13日発売(Apple Taleとのコラボレーション)
作品
写真集
脚注
関連項目
外部リンク
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選手 |
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ユニット | |
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スタッフ |
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役員 | |
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タイトル | |
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大会 | |
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SWA | |
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関連項目 | |
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カテゴリ |
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初代-10代 | |
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11代-20代 | |
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21代-30代 | |
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31代-40代 | |
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初代-10代 | |
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11代-20代 | |
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21代-30代 | |
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31代-40代 | |
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