Catch the WAVECATCH THE WAVE(キャッチ・ザ・ウェーブ)は、プロレスリングWAVEが主催する女子プロレスのシングルマッチによるリーグ戦。大会をプロデュースするZABUNの会長であるGAMIは「女子プロ界最大のシングルの祭典」と自ら豪語している[1]。 概要2009年に第1回大会が開催され、以来毎年春から夏にかけて開催されている。優勝者には「波女」の称号が与えられている。大会形式としては、出場選手をカテゴリーに応じたブロックごとに分けたリーグ公式戦とその上位者による波女優勝者決定トーナメントで構成。リーグ公式戦は勝ち点制(一部年度を除き勝ち2・引き分け1・負け0)。場外カウントは10に短縮。2011年まではブロックごとで異なるルールを採用していたが、2012年からは15分1本勝負に統一。同点の場合はブロック優勝者決定戦で順位を決定される。2010年から2012年までは敗者復活戦も行っていた。2015年は1ブロックリーグ戦に変更。優勝決定戦は当初新木場1stRINGだったが、2011年は新宿FACE、2012年からは後楽園ホールとなっている。 WAVEを始めとするZABUNグループやレギュラー参戦選手に加え、プロデューサー推薦の他団体所属も参加して開かれている。波女にはトロフィー、賞状、金メダル、賞金100万円(2010年以降)が贈呈され、加えてRegina di WAVE王者でない場合はその挑戦権(2013年以降)も与えられる。なお、Reginaが優勝した場合は出場選手の中から挑戦者を選ぶことができる。2011年以降は優勝以外の各賞も表彰されており、準優勝、3位にもメダルが授与される。ZABUNグループ所属外の波女は過去にいずれも当時フリーであった華名、栗原あゆみ、志田光の3人誕生しているが、他団体所属は彩羽匠(Marvelous)が2019年に初めて手にした。また、桜花由美が優勝2回記録しており、連覇は山下りなが達成している(2017年、2018年)[2]。 2014年から2016年までは若手を対象とした「YOUNGブロック」を独立して行い、優勝者には「小波女」の称号が贈られていた。 2009年大会
優勝者決定戦の結果、栗原がヤングブロック優勝
優勝者決定4WAY戦の結果、闘牛・空がコミカルブロック優勝
2010年大会
3WAY戦の結果、水波がヤングブロック優勝
同点決勝戦の結果、桜花がビジュアル・テクニカルブロック優勝
2011年大会
リザーバー:広田さくら
リザーバー:春日萌花
2012年大会
ブロック優勝決定戦の結果、桜花がダリアブロック優勝
2013年大会
3WAY戦の結果、大畠が決勝トーナメント進出。
4WAY戦の結果、渋谷が決勝トーナメント進出。
2014年大会
通常枠
優勝者決定3WAY戦の結果、藤本が2位、中川が3位通過。
YOUNGブロック
2015年大会
通常枠
YOUNGブロック
2016年大会
YOUNGブロック
通常枠
2017年大会
2018年大会
2019年大会
2021年大会
2022年大会
2023年大会
ブロック優勝者にはプリンセス・オブ・プロレスリング王座への挑戦権が与えられる[26]。
ブロック優勝者にはW.W.W.D世界エリザベス王座挑戦権が与えられる[26]。
2024年大会5月5日後楽園ホール大会で開幕。7月14日に同地で決勝戦を行い、優勝者を決定した[31][32][33]。なお、一部ブロックは複数選手が同点で並んだため、7月3日新宿FACE大会で1位決定戦を行った[34]。全29選手参加。16人4ブロックの波女ブロック、8人2ブロックのYOUNGブロック、5人参加のエリザベスブロックに分かれ開催。3リーグが並行して行われる形となる。 波女ブロック
YOUNGブロック
エリザベスブロック全試合3way方式で行われ、直接の勝者に勝ち点1、直接の敗者は勝ち点マイナス1点となり、勝ち点がマイナス3点になった時点でブロック敗退となる。最終日の7月14日時点で一番点数が多い選手が優勝となり、エリザベス選手権に挑戦する権利と賞金50万円が贈られる。エリザベス選手権保持者が試合に加わった場合はタイトルマッチとなる。また、勝ち点には絡まないゲスト選手が参戦する場合がある。
各賞
脚注
主な記録 |