新成生駅
新成生駅(しんなりうえき)は、北海道(空知支庁)雨竜郡幌加内町字新成生にかつて存在した、北海道旅客鉄道(JR北海道)深名線の駅(廃駅)である。 歴史深名線では1955年(昭和30年)8月9日にレールバス(キハ01形)の運行が開始されたが、それに伴って多数開業した仮乗降場由来の駅の一つである[2]。 年表
駅名の由来所在地名より。当地はもともと弥運内(やうんない)と呼ばれていたが[3]、1912年(明治45年)に山形県東村山郡成生村(現・天童市)からの集団入植があり、その際に故郷の名を採って「新成生」と名付けた[4][5][6]。 なお弥運内の名称はアイヌ語の「ヤウンナイ(ya-un-nay)」(内陸に・ある・川)に由来する[7]。 駅構造廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の東側(名寄方面に向かって右手側)に存在した。分岐器を持たない棒線駅となっていた[8]。 仮乗降場に出自を持つ無人駅となっており、駅舎は無かったがホーム南側に待合所を有していた[8]。ホームは木造で有効長も短かった[8]。深川方(南側)にホームに対し90度の角度で設置されていたスロープを有し[8]、駅施設外に連絡していた。 利用状況
駅周辺
駅跡廃駅後、附近の道路の直進化工事が行われてすべての施設が撤去された為、2011年(平成23年)時点では全く遺構は残っていない[10]。 隣の駅脚注
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