市郡区番号市郡区番号(しぐんくばんごう)は、アマチュア無線において日本国内の市・郡・区を表す番号である。 概要1962年(昭和37年)7月に日本アマチュア無線連盟(JARL)が制定した [1] もので、1968年(昭和43年)に自治省(現総務省)が制定した行政事務用の全国地方公共団体コードとは異なるものである。 市区を表す番号をJCCナンバー(Japan Century Cities[2])、郡を表す番号をJCGナンバー(Japan Century Guns[3])と略す。 番号指定の基準市郡区番号は、次のような基準で指定される[4]。
構成
都道府県番号に続く2桁の数字で表す。
市番号に更に続く2桁の数字で表す。
都道府県番号に続く3桁の数字で表す。
利用電信で運用地名を示そうとしたとき、ローマ字または仮名で表記すると文字数が多くなることから市郡区番号が用いられる。また一部の国内コンテストではコンテストナンバーとして用いる。 JARLでは市・郡との交信についてアワードを発行している[2][3][7]。 また、運用者が少ない市郡区や、新設・消滅する市郡区との交信を希望する局のためにその市郡区で運用することをJCC(JCG)サービスという。 派生北海道及び東京の支庁の地域番号JARL主催のコンテストなどを中心に、市郡区番号を一部改変した番号を用いる[8][9]。 北海道は所管する14総合振興局・振興局ごとに3桁の番号で表す。
東京都のうち小笠原諸島は都府県番号と同列に48を割り当てる。 Turbo HAMLOGアマチュア無線用業務日誌ソフトウェアであるTurbo HAMLOGでは、市郡区番号のあとにアルファベットを付すことで、独自に町や村の名前まで示す事ができるようにしている。 脚注
外部リンク
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