小郡駐屯地(おごおりちゅうとんち、JGSDF Camp Ogori)とは、福岡県小郡市小郡2277に所在し、第5施設団等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。
概要
小郡駐屯地は、1953年(昭和28年)12月10日小郡村(当時)の熱心な誘致活動により、鹿屋駐屯地から独立第535施設大隊が移駐し[1]、保安隊小郡駐とん地として開設[2]した。
駐屯地司令は、第5施設団長が兼務。
沿革
保安隊小郡駐屯地
陸上自衛隊小郡駐屯地
- 1954年(昭和29年)
- 7月1日:陸上自衛隊へ移管[3]。独立第535施設大隊を第106施設大隊へ称号変更。
- 9月25日:第2施設群(群本部、本部中隊、第106施設大隊)を編成。
- 1956年(昭和31年)
- 1月25日:第108施設大隊が編成され、第2施設群隷下に編入。
- 4月1日:第108施設大隊が小倉駐屯地へ移駐。
- 1961年(昭和36年)8月17日:第5施設団編成完結。地区施設隊及び施設野整備隊を第5施設団に編合。
- 1964年(昭和39年)
- 3月26日:第317施設野整備隊が健軍駐屯地から移駐。
- 8月12日:第3施設団第302架橋中隊が南恵庭駐屯地から移駐し、第5施設団隷下に編合(後の第103施設器材隊の母体)。
- 1966年(昭和41年)
- 2月21日:第2施設群本部が飯塚駐屯地に移駐。
- 4月1日:第5施設団音楽隊が発足。
- 1973年(昭和48年)
- 第106施設大隊を基幹として第9施設群(群本部、本部中隊、第323~325施設中隊、第305ダンプ車両中隊、第303施設器材中隊)が新編。
- 第103施設器材隊を新編。
- 1976年(昭和51年)3月25日:第317施設野整備隊を廃止。
- 1981年(昭和56年)3月25日:第305ダンプ車両中隊を第5施設団直轄部隊に新編。
- 1989年(平成元年)3月24日:第103施設器材隊に整備中隊を新編。
- 2000年(平成12年)3月28日:第103施設器材隊整備中隊を廃止し、特殊器材中隊を編成。
- 2005年(平成17年)
- 3月27日:第323~第325、第345施設中隊、第303施設器材中隊を廃止。
- 3月28日:第9施設群を機能別中隊に改編。第373~第376施設中隊を新編。
- 2008年(平成20年)3月26日:第4施設群第303水際障害中隊が宇都宮駐屯地から移駐し、第9施設群隷下に編入。
- 2013年(平成25年)3月26日:
- 第9施設群第303水際障害中隊を第5施設団直轄部隊に編成替え。
- 第9施設群第373施設中隊及び第374施設中隊を廃止し、第391施設中隊を新編。
駐屯部隊
西部方面隊隷下部隊
防衛大臣直轄部隊
最寄の幹線交通
重要施設
- 中央変電所(超高圧変電所)(朝倉郡筑前町)
- 熊本幹線(中央変電所から熊本変電所までの亘長81.29 km[4]の、50万Vの送電線路)
- 佐賀幹線(西九州変電所から中央変電所までの亘長72.81 km[4]の、50万Vの送電線路)
- 脊振幹線(中央変電所から脊振変電所までの亘長30.77 km[4]の、50万Vの送電線路)
- 豊前西幹線(中央変電所から豊前変電所までの亘長42.06 km[4]の、50万Vの送電線路)
- 西日本鉄道 筑紫車庫・筑紫工場(西鉄最大の車両基地・車両工場)(筑紫野市)
- 鳥栖貨物ターミナル駅(九州地方の最重要物流拠点の1つ)(佐賀県鳥栖市・福岡県小郡市・福岡県久留米市)
- 鳥栖流通業務団地(九州地方の最重要物流拠点の1つ)
- 鳥栖ジャンクション(九州の最重要交通拠点の1つ)
- 航空自衛隊脊振山分屯基地(レーダーサイト)
出典
外部リンク
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