小山田真
小山田 真(こやまだ しん、1982年3月10日 - )は、日本の俳優、プロデューサー、起業家、フィランソロピスト。俳優として、ハリウッド映画『ラストサムライ』(準主演)、米ディズニー映画『カンフー・プリンセス・ウェンディー・ウー』(主演)などに出演。現在は、プロデューサーやフィランソロピーの活動を中心に各国で活動を展開。 岡山県岡山市出身。国際キフ機構会長、キフジャパン会長、日米姉妹都市協会会長、ガーディアン・ガールズ・インターナショナル創設兼会長、シンカ・グループ代表取締役CEO、シノビ・ピクチャーズ代表取締役CEO兼プロデューサー、シーサー・エンターテイメント代表取締役CEO兼プロデューサー、エヌライト・ジャパン取締役兼プロデューサー、グロージオン代表取締役CEO、ライゼン・スタジオ代表取締役CEO、モンゴル国文化特使、世界空手連盟アンバサダー、日米文化教育交流会議サブナショナル外交委員。日本空手道3段、韓国宮中武術初段、北派少林拳全米優勝。 来歴生い立ち岡山市役所に勤める鹿児島県出身の父親と岡山県出身の母親の長男として岡山市に生まれる。父親のハリウッドや香港アクション映画好きな影響を受け、アクション俳優になる事に憧れる。 学生時代岡山市立三門小学校、岡山市立石井中学校、岡山県立岡山一宮高等学校を卒業。 中学2年生時にハリウッドで俳優になる事を決心。同学年時に、オーストラリアクイーンズランド州のロッチュデール高等学校へ1ヶ月短期留学。英語が全く上達しないなか、高校時代には、ハリウッド俳優になるため器械体操を始め、キャプテンとして県大会に出場。また、高校一年生時から、岡山市で日本空手道を始める。2年後、黒帯初段習得。 渡米後高校卒業後、2000年6月11日に日本での俳優経験が全くないままハリウッドでの成功を夢見て、大学進学を勧める両親の反対を押し切り全く何もつてがなく、英語を話せないままロサンゼルスへ単身渡米[1]。同年にカリフォルニア大学リバーサイド校の集中英語プログラム終了。 2000年末に、ロサンゼルスで中国武術北少林和拳館に入会し少林拳を始める。 2001年、ロサンゼルス・シティー・カレッジ入学。ロサンゼルスに住み始めた最初の一ヶ月間は、住むところがなくモーテル暮らし。ロサンゼルス・シティー・カレッジで、舞台演技を1年半学ぶ。在学中に様々な学生映画やエキストラに出演する。初めてのCMオーディションでAppleのナショナルCMに起用。2回目のオーディションでディズニーランドのナショナルCMに受かる。その次のオーディションでは、J.C.ペニーのナショナルCMに受かる。 2001年に発売された浜崎あゆみのシングル「Dearest」のミュージックビデオに日本人カメラマンとして出演した。2002年に短編コメディー映画「ニンジャ・ペイズ・ハーフ・マイ・レント」で黒忍者役を演じた。 ハリウッドデビュー2003年に公開されたハリウッド映画『ラスト・サムライ』のオーディションをロサンゼルスで受け、準主演・信忠役の座を得る。ハリウッドデビューを果たす。 2004年に、アクションテレビドラマ『ジェイク2.0』のシンジ・マキト役として起用される。日本から派遣されたスパイ捜査官の役を演じた。 2006年、ディズニーテレビ映画『カンフー・プリンセス・ウェンディー・ウー』でシェン役に起用され、日本人初主演。同年に、米ディズニーチャンネル特別企画『2006 ディズニー・チャンネル ゲームズ」に出演する。また、アメリカで劇場公開されたジョン・ウォーカー・パールマン監督のドラマ劇場映画「コンスタレーション』にヨシト役に起用された。同年に、全国放送されたTBS系列『ワイン大国を夢見た男達〜侍達のワインロード〜』の案内人役として出演する。 2007年に天草四郎の父親の話を題材にしたクレッグ・シマバラ監督のアクションドラマ映画「希望の大地』で、益田甚平役に起用される。同年に、米ディズニーチャンネル特別企画『2007 ディズニー・チャンネル ゲームズ』に出演する。 2008年に、米ディズニー・チャンネル特別企画『2008 ディズニー・チャンネル ゲームズ』に出演する。 2010年10月に『あっ晴れ!おかやま国文祭2010』)のオープニング・フェスティバル舞台「愛の雫」の青年マキビ役に起用される[2]。NHKで全国放送。皇太子が出席。 2014年に沖縄を舞台にした全編沖縄ロケの日米合作アクションテレビドラマ『妖怪キング』のイッペイ役に起用される。 プロデューサー2005年に、ハリウッド制作会社『シンカ・エンターテインメント」を設立し、プロデューサーとしてアメリカを中心にハリウッド映画、ドラマの企画・制作でを始めた。 2007年、アクションドラマ映画『希望の大地』をプロデュース。 2009年、アメコミ『ドリームホッパーズ』を原作・プロデュースし、全米出版された。 2021年、数々の国際映画祭で受賞した米ドラマ短編映画『シャドー・グラス』を企画、制作。 2022年、アニメ制作会社「エヌライト・ジャパン」の代表取締役に就任し、日本の合作アニメ映画・ドラマの企画・制作を始める。 同年、コンゴ民主共和国のストーリーを題材とした黒人系アニメ映画『ムフィンダ』のプロデューサーとして発表された。マッドハウス、MAPPA、スタジオM2のアニメ制作会社を創設した丸山正雄、ジェンコの真木太郎、GKIDSのエリック・ベックマン、元アトラスの猪狩茂らがエグゼクティブ・プロデューサーとして加わる[3]。 2023年に、天野喜孝オリジナル作品の劇場版アニメ映画「ZAN」のプロデューサーとして加わることがアニメ・エキスポにて発表された[4]。 人物慈善活動2005年に、テキサス州ヒューストンで毎年開催されたNPO団体(ハリウッド俳優のチャック・ノリス創設)のファンドレイジングイベントに招待を受けたのがきっかけで、アメリカでボランティア活動を開始。第41代ジョージ・H・W・ブッシュ米国大統領らと出席[5]。 2008年に、国際キフ機構をロサンゼルスで設立し、会長に就任。主に青年リーダーシップ、ジェンダー平等、地域外交、災害援助などの分野を中心に、ガーディアン・ガールズ事業やその他の事業を各国で展開している。2011年東日本大震災の援助のため最初の加盟組織となるキフジャパンを東京に創設。現在、加盟組織は10各国[6]。 2017年に、全米国際姉妹都市協会(SCI)の全米選挙に当選し、日本人として初めて理事に就任[7]。その後、当団体の執行委員・理事として日米間の姉妹都市交流の支援するため、「日本・テキサス・リーダーシップ・シンポジウム」の開催などを実施。また、当団体に日本委員会を設置し、初代委員長に就任。2020年に、任期を終え退任。 2021年と2022年に、キフジャパンとキフアメリカを通じて、日米間でサブナショナル外交を促進するため、日米の6姉妹都市間のオンランイベント「日米サブナショナル青年経済フォーラム」を実施。両都市間の各市長や青年経済界らが出席。日米文化教育交流会議(カルコン)が協力。 2022年、日米間の姉妹都市交流を日本側から支援するため、「日米姉妹都市協会」(JUSCCA)を創設。ラーム・エマニュエル駐日アメリカ合衆国大使が名誉会長として就任。 2023年、武道やスポーツを通じて女性に対するジェンダーに基づく暴力を撤廃する支援する国際NGO「ガーディアン・ガールズ・インターナショナル」を設立し、会長に就任。15カ国で当事業を展開。 賞と称号
フィルモグラフィ出演映画
テレビドラマ
特別番組
ドキュメンタリー舞台ラジオ
CM
製作作品映画
テレビ
アメコミ
音楽
脚注関連項目外部リンク
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