スタジオM2
株式会社スタジオM2(スタジオエムツー)は、日本のアニメ制作会社。 概要2016年3月、MAPPAの代表取締役だった丸山正雄が新たに設立したアニメの企画・制作を行う会社[2]。丸山が立ち上げたスタジオとしてはマッドハウス、MAPPAに続いて3社目となる[2]。 『この世界の片隅に』の制作を最後にMAPPAの会社経営から離れた丸山は、そのまま第一線を退くつもりでいた[3][4]が、まだ作品を作りたいと感じたため、プリプロダクション専門の企画会社を作ることにした[4][5]。 「自分ならでは」という大物企画を最低でもあと2本は実現させたいと考えた丸山は、プランニングを進めて「自分がいなくても作品が世に出せる」形を作ろうとした[4][5]。完成には5年はかかると予想されたので、いつ自分が倒れても若いプロデューサーたちに後を引き継いでもらえるよう、その最初の2〜3年でストーリーラインなどの土台を固めておこうと考えたという[4][5]。 当初は企画だけを手掛ける会社のつもりだったが、アニメ業界の常で他の諸々のこともやらざるを得なくなり、2017年放送のテレビアニメ『鬼平』ではアニメーション制作を担当することになった[2][4][注 1]。 丸山がプロデューサーとしてタッグを組んでいた、「千年女優」「パプリカ」などで知られるアニメーション映画監督の今敏が2010年に新作「夢みる機械」の準備中に死去した後に今敏作品の企画を凍結していたが、今が監督業を本格的に始める前に漫画化として連載していた『OPUS』をアニメーション化すべく、旧友である平沢進に再度劇伴製作を頼み、M2スタジオにて映像化する事を仏パリで行われたJAPAN EXPO 2017にて発表[6]。2018年発表の核P-MODELのアルバム『回=回』には、『OPUS』というタイトル曲が収録、及び既に製作済みであり、同年の核P-MODELのLiveに丸山が訪れ、平沢と会っている[7]。 作品テレビアニメ
劇場アニメ
WEBアニメ
脚注注釈
出典
外部リンク
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