大塚隆史 (アニメ演出家)
大塚 隆史(おおつか たかし、1981年2月23日 - )は、日本の男性アニメーション演出家、アニメーション監督[1]。大阪府出身[1]。東映アニメーションにて多くの作品の演出・監督を務め、現在はフリーで活動[2]。 来歴大阪デザイナー専門学校卒業後、東映アニメーションに入社する。 2002年、『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』で演出助手を務め、五十嵐卓哉、細田守、長峯達也、岡佳広、山吉康夫といった世代もスタイルも異なる演出家たちのもとで仕事の進め方や画面作りを学ぶ[3]。 2004年、『ふたりはプリキュア』の制作に演出助手として参加。翌年放送された『ふたりはプリキュアMax Heart』の第15話「あこがれの先輩は大親友!?」で演出デビュー。以後「プリキュアシリーズ」を中心に演出を手がける。 2009年の『映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』の監督を務めたのを皮切りに、映画『プリキュアオールスターズDX』三部作を手がける。 2012年の『スマイルプリキュア!』で初のシリーズディレクターを担当する。 2014年、東映アニメーションを離れてフリーに。 人物・作風スタジオジブリの『「もののけ姫」はこうして生まれた。』という制作の裏側を追ったドキュメンタリー作品を見て、アニメの仕事を志す[1][2]。 専門学校時代、勉強のために見た『も〜っと!おジャ魔女どれみ』で佐藤順一と五十嵐卓哉の存在に気付き、脚本や作画ではなく演出という仕事に興味を持つ[3]。 もともとアニメオタクではなかったので、東映入社後に社の資料室で過去のアニメーション作品のアーカイブを調べ、そこでいろいろなことを学んだ[4]。 『どれみ』で身につけた心理表現と『プリキュア』で身につけたケレン味のあるアクションを二本柱に監督をしている[4]。 作家型監督ではなくエンターテイナー型監督であると自覚しており、「アニメーション監督」ではなく「アニメ監督」と名乗っている[4]。 参加作品テレビアニメ
劇場アニメ
Webアニメ
出版物小説
実用書
脚注注釈出典
参考文献
関連項目外部リンク |
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