名古屋市立菊里高等学校
名古屋市立菊里高等学校(なごやしりつ きくざとこうとうがっこう)は、愛知県名古屋市千種区星が丘元町に所在する市立高等学校。 概要名古屋市立第一高等女学校を前身とし、戦後の学制改革・高校統合によって男女共学校となり、現在に至る。星ヶ丘校舎への移転によって、千種区内では唯一の公立の普通科設置校となっている。音楽科は全国的にも知られる[WEB 2]。 東山地区の丘陵地(東山丘陵)に立地し、周囲は自然(東山公園)に恵まれている。また、最寄り駅である地下鉄東山線 星ヶ丘駅(徒歩で約5分)周辺は名古屋市東部の中心街のひとつであり、星ヶ丘三越、星が丘テラスなどの大規模商業施設や椙山女学園大学が立地するなど華やかな周辺環境となっている。 自由な校風で、生徒の自主性を重んじる[WEB 3][注釈 1]。 「菊里」という校名は、1962年(昭和37年)までの所在地であった「名古屋市中区菊里町」(現在の中区新栄三丁目)に由来する。 なお、本校はNHK名古屋放送局制作のテレビドラマ「中学生日記」に登場する「梅里高校」(うめざとこうこう)のモデルとされる[WEB 5]。 沿革
教育目標市民社会の有為な一員として必要な資質を養う[WEB 10]。 一般的教養を高めるとともに個性の伸長をはかり、自主的学習態度を育て基礎学力の充実に努める[WEB 10]。 社会について理解を深め、健全な批判力を養うとともに自他の敬愛と協力によって、文化の創造と国家社会の発展に寄与するよう努力させる[WEB 10]。 校歌吉澤義則(京都大学名誉教授)作詞、下総皖一(東京藝術大学教授)作曲による特徴的な旋律を持つ校歌であり、公式ホームページで音楽科合奏団による演奏を鑑賞することができる。 校舎・施設・設備校舎には普通教室棟、特別教室棟、音楽科棟などの棟があるが、普通教室棟と特別教室棟の間は独特のピロティ構造になっており、ピロティ部分にある教室は「ピロティ教室」と呼ばれる。教室の多くは窓は北向きに、南側の廊下はベランダ状になっているところが多い。また、平成18年度(2006年度)に全普通教室にも空調設備が新たに完備された。ほかにも校舎の間にある中庭には、柱の上に様々な色をした球状のものが乗っている、「たいらかな」と呼ばれるモニュメントが50本造られている。 学習指導・進路普通科は、33単位、1時限65分の授業が一日あたり5時限の編成で行われている。 ほぼすべての生徒が四年制大学への進学を希望し、毎年約200名前後の生徒が国公立大学へ進学する(過年度生含む)。 学校行事菊里祭学校祭。毎年9月に6日間開催される。土日をはさむため一週間もの長期にわたる文化祭である。前夜祭・文化祭(校内発表)・文化祭(一般公開)・体育祭・後夜祭。 弥生祭3年生卒業後の毎年3月に行われる。芸術鑑賞会、文化系の部活動の展示発表等。 定期演奏会毎年10月の第一土曜日に音楽科の生徒による演奏会が開かれる。 成績優秀者によるソロやアンサンブルの発表があり、最後は合奏、合唱専攻生徒の演奏で締め括られる。 部活動理科部箏曲部
放送部
著名な卒業生
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脚注注釈出典WEB
書籍
参考文献関連項目外部リンク |
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