健康保険組合連合会
健康保険組合連合会(けんこうほけんくみあいれんごうかい)は、健康保険法にもとづき設立された、特別の法律により設立される法人である。通称「健保連(けんぽれん)」と呼ばれ、全国の健康保険組合の連合組織として活動している。1943年4月29日に設立。 2020年4月1日現在、日本全国の1,380の健保組合で構成し、加入者数は約2900万人、全国民の約4分の1をカバーしている[1]。 ピーク時は1,800超の健康保険組合が加入しており、近年になって統廃合が進んだものの、加入者数に大きな変動はない。 事業内容保険給付と保健活動を行う各健保組合の連合体として活動を支え、機能を充実させることを目的としている。
過去には大阪中央病院を運営していたが、財政的な厳しさより2020年に医療法人伯鳳会へ事業譲渡した。そして、ホテルはあといん乃木坂も運営していたが、施設老朽化のため2010年末に閉鎖した。また、財政難の組合への補助金給付等も行っており、先述の会費と相俟って、結果的には組合間扶助をも行っていることになる。さらに、先述の事業内容各々について、総合健康保険組合協議会と密接に連携し、特に「医療費適正化」及び「制度改革のための活動」においては、業務上直接協力している。 組織機構組織は本部を東京に置き、全国に都道府県支部が設けられている。また陣営は議決機関である総会と執行機関である理事会によって行われている。本部は東京都港区南青山1-24-4に設置されている。 健保組合は、規模等の状況に応じて、健保連本部および都道府県支部に対して会費を支出している。支部によって会費が異なるため、加入者一人あたりの会費年額は200円~400円となっている。 おはよう!けんぽれん健康保険組合連合会は、情報提供型の1分間インフォマーシャル「おはよう!けんぽれん」を提供していた。 「ウェークアップ」のネット局25局と、非ネット局7局(NNS系列3局・NNS系列外4局)の全国32局で放送されていた。かつては、フジテレビ系列の健康情報番組「健保連のすこやかさん」のスポンサーを務めていたが、都合により打ち切りとなり、1997年から「おはよう!けんぽれん」が開始された。当初は、「土曜ぴーぷる」「いつでも笑みを!」(いずれも関西テレビ制作フジテレビ系列)のネット局28局と系列外4局(全て同番組非ネット局)だったが、2000年より放送実施局が日本テレビ系列28局と、系列外4局に変更される。 2012年3月末をもって終了となった。同年7月以降、健康保険組合連合会は「報道特集」(TBS系列・途中降板)、2014年3月29日放送分までの「ウェークアップ!ぷらす」に30秒のCMを流していた。 「おはよう!けんぽれん」放送局
提供番組
2024年現在、レギュラーによる番組提供は行っていない。
2014年3月で一旦提供番組は消滅するが、2014年10月より上述の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」でテレビ提供を行っていた。なお、現在は上述の通りレギュラーによるテレビ提供はないが、2024年5月より俳優の内藤剛志、タレントのなかやまきんに君、同じくタレントの王林を起用としたマイナ保険証のテレビCMを流している。また、「日曜日の初耳学」(MBS制作・TBS系列)2024年7月21日及び8月4日放送では後半筆頭スポンサーとしてテレビ提供に参加し、初耳学番外編では番組とのコラボCMを流していた。 脚注注釈
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