人間環境大学附属岡崎高等学校
人間環境大学附属岡崎高等学校(にんげんかんきょうだいがくふぞくおかざきこうとうがっこう、Okazaki High School Attached to University Human Environment)は、愛知県岡崎市稲熊町五丁目にある私立高等学校。設置者は学校法人河原学園。 概要1906年(明治39年)4月8日、岡崎裁縫女学校として白井こうが創立。同年6月13日、愛知県知事より認可される[1]。 校訓は『「誠・愛」』。 教育目標は『よき個人 よき社会人 よき女性・よき男性』。 教育方針は『「二十一世紀の美しい世界を創造する志を持った若者」の育成。「志の教育」と「知の教育」』。 人間環境大学の系列校であり、2022年(令和4年)4月より校名に再び『人間環境大学』を付加し、『人間環境大学附属岡崎高等学校』と改称した。 学科は普通科のみで、『特進コース』『進学コース』の2つのコースがある。 例年、5月に遠足、6月に体育大会、9月に文化祭が行われているが、他校生徒の招待は認めていない。春休み前に球技大会も行われている。2年次の修学旅行では沖縄に行っている。 8階建ての『黎明館』と呼ばれる校舎がある。二基のエレベーター、車いすの生徒も対応できるバリアフリー設備、自動販売機などもある。また、校内には食堂があり、昼と夕方にはパンやサンドウィッチや揚げ物などの軽食や、ラーメン、うどん、カレーライスなども販売している。 部活動女子バレーボール部は、1970年3月に開催された第1回「全国高等学校バレーボール選抜優勝大会」で優勝した[2]。インターハイでは1973年に3位となり、その翌年に準優勝した。1995年にも3位となった。バレーボール部のために『飛翔館』と呼ばれる体育館が作られた。体育館のフロアの老朽化の為、春の高校バレーなどで使われているオレンジコートと同じようなフロアに改修された。 また、女子駅伝部が創部9年目にして2015年(平成27年)の全国高等学校駅伝競走大会に初出場した [3]。 バレーボール部では各地の中学校から特待生として有望な選手をスカウティングし、全員での寮生活をし強化を図っている。2011年(平成23年)からはスポーツ専攻としての学生募集を開始し、女子駅伝部と女子ソフトボール部への特待生募集も行っている。 2019年(令和元年)度より、バレーボール部・駅伝部・ソフトボール部は、すべてのコースから入部できるようになった。 運動部
文化部
中学校かつては中学校を併設していたが、現在休校中になっている。 2005年(平成17年)に創立された新設校であった。 高等学校と同じ敷地内にあり、運動場や体育館等を共同使用していた。 教育目標に『高い「志」を持つ若者を育成する』を掲げ、その具体策として『難関大学合格を目指す中高一貫教育5本の柱』を明示していた。 一日7時間授業と少人数学級で基礎学力を徹底し、外国人教員の授業を通して英語教育に力を入れていた。 開学以来、一度も定員を満たしたことがなく、2005年(平成17年)の開学以来の入学者数は「25人→18人→33人→29人→11人→20人」と定員80人の半数にも到達しない惨憺たる状態が続いていた。こうしたことから、2010年(平成22年)5月に次年度の生徒募集を停止する旨を発表した。在学生全員が卒業した2013年(平成25年)4月1日以降は休校中である[4]。 教育方針難関大学合格と優れた人間形成を目標に五つの柱で構成する。 第一は基礎基本の徹底。第二に自学自習の習慣づけ。第三に英会話力の定着。第四に思いやりの心と「志」を持った人の育成。第五に国際人としての教養の養成。 学校行事
沿革
系列校交通
著名な出身者バレーボール
その他脚注
関連項目外部リンク |
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