レムコ・エヴェネプール
レムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel[1]、2000年1月25日 – )は、ベルギー、フランドル地方・スケープダール出身の自転車競技(ロードレース)選手。 来歴父親のパトリック・エヴェネプールもグランプリ・ド・ワロニー優勝、ブエルタ・ア・エスパーニャ完走の実績を持つ元自転車競技(ロードレース)選手であった[2]。 5歳からサッカーを始め、U15ベルギー代表のキャプテンを務めるなどサッカー選手として有望なキャリアを送るが、2017年4月に怪我が原因でサッカーを辞め、自転車競技に転向。 2018年にはクールネ〜ブリュッセル〜クールネ・ジュニアを制するなど頭角を現し、ジュニアのステージレースで次々と総合優勝を果たす。世界選手権ではジュニアのロードレースとタイムトライアルの二冠を達成した[3][4]。 2019年、ドゥクーニンク・クイックステップでプロデビュー。バロワーズ・ベルギー・ツアーでプロ初勝利。クラシカ・サンセバスティアンでクラシックレース初出場、初勝利。これは史上3番目の若さでのクラシック勝利となった[5]。 2020年、出場した4つのステージレース全てで総合優勝を果たした後、出場したイル・ロンバルディアで下りの急カーブを曲がり切れず、橋の側壁に衝突。数メートルの高さから投げ出され骨盤骨折と右肺挫傷の重傷を負い、年内は治療に専念することとなった[6]。 2021年、グランツール初出場となるジロ・デ・イタリアで復帰。しかし第17ステージ後半で落車に巻き込まれ、ゴールはしたものの、怪我の影響によりリタイアとなった[7]。 2022年、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ に優勝、モニュメント初制覇。ブエルタ・ア・エスパーニャの総合優勝を果たしグランツール初制覇、またヤングライダー賞も手に入れる。さらに世界選手権自転車競技大会男子ロードレース優勝を果たし世界チャンピオンとなった。 主な成績2017年2018年
2019年
2020年2021年2022年
2023年
2024年
2025年
脚注
参考文献
|
Portal di Ensiklopedia Dunia