マホーニングバレー・スクラッパーズ(英語: Mahoning Valley Scrappers)は、アメリカ合衆国オハイオ州トランブル郡ナイルズ(英語版)に本拠地を置く野球チーム。2021年からは、MLBを目指す大学生によるサマーリーグであるMLBドラフトリーグ(英語版)のチームとして活動している。
かつてはマイナーリーグのプロ野球チームでニューヨーク・ペンリーグに所属していた。
歴史
1989年、オンタリオ州ウェランドにウェランド・パイレーツ(英語版)の名でニューヨーク・ペンリーグ所属かつピッツバーグ・パイレーツ傘下のマイナー球団として創設された。
1995年にペンシルベニア州エリーへの移転でエリー・シーウルブズに改称した。
1999年にエリー・シーウルブズがAA級のイースタンリーグに昇格加盟したため、オハイオ州ナイルズ(英語版)へ移転し、チーム名がマホーニングバレー・スクラッパーズとなった。スクラッパーズ初年度の1999年から2年連続で地区優勝を果たしたが、リーグチャンピオンシップでいずれも敗れた。地区2位でプレーオフ進出した2004年はポストシーズンを無敗で勝ち抜き、リーグの頂点に立った。
2020年のシーズンオフに実施されたマイナーリーグの組織改編に伴い、所属していたニューヨーク・ペンリーグが解散することになった。11月30日、翌2021年からはMLBドラフトリーグ(英語版)のチームとして活動していくことが発表された[1]。
マスコット
ホーム用の帽子には犬をモチーフにしたマスコットの「スクラッピー」の鼻と口がデザインされている。スクラッパーズ初年度の1999年に在籍したCC・サバシアとビクター・マルティネスはスクラッピーお気に入りの選手である[2]。
過去の主な所属選手
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脚注
外部リンク