フランシスコ・メヒア
フランシスコ・ホセ・メヒア(Francisco José Mejía, 1995年10月27日 - )は、ドミニカ共和国ペラビア州バニ出身のプロ野球選手(捕手)MLBのタンパベイ・レイズ傘下所属。右投両打。 経歴プロ入りとインディアンス時代![]() (2017年9月14日) 2012年にアマチュア・フリーエージェントでクリーブランド・インディアンスと契約してプロ入り。当時のポジションは遊撃手だった[1]。 2013年に傘下のルーキー級アリゾナリーグ・インディアンスでプロデビュー。30試合に出場して打率.305、4本塁打、24打点、3盗塁を記録した。 2014年はA-級マホーニングバレー・スクラッパーズでプレーし、66試合に出場して打率.282、2本塁打、36打点、2盗塁を記録した。 2015年はA級レイクカウンティ・キャプテンズでプレーし、109試合に出場して打率.243、9本塁打、53打点、4盗塁を記録した。 2016年はA級レイクカウンティとA+級リンチバーグ・ヒルキャッツでプレーし、2球団合計で102試合に出場して打率.342、11本塁打、80打点、2盗塁を記録した。この年はマイナー史上4位タイとなる50試合連続安打を達成した[2]。7月にはオールスター・フューチャーズゲームで世界選抜として選出されている。オフの11月18日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[3]。 2017年、マイナーではAA級アクロン・ラバーダックスでプレーし、92試合に出場して打率.297、14本塁打、52打点、7盗塁を記録した。また、6月28日には2年連続でオールスター・フューチャーズゲームの世界選抜として選出された[4]。ロースター拡大後の9月1日にメジャー初昇格を果たした[5]。翌2日のデトロイト・タイガース戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは11試合に出場して打率.154、1打点を記録した。 パドレス時代2018年7月19日にブラッド・ハンド、アダム・シンバーとのトレードで、サンディエゴ・パドレスへ移籍した[6]。この年移籍前を含めた2球団合計では21試合に出場して打率.179、3本塁打、8打点を記録した。 2019年は79試合に出場して打率.265、8本塁打、22打点、1盗塁を記録した。 2020年は17試合に出場して打率.077、1本塁打、2打点を記録した。 レイズ時代2020年12月29日にブレイク・スネルとのトレードで、ルイス・パティーノ、ブレイク・ハント、コール・ウィルコックスと共にタンパベイ・レイズへ移籍した[7]。 2021年は84試合に出場して打率.260、6本塁打、35打点を記録した。 2022年は93試合に出場して打率.242、6本塁打、31打点を記録し、オフにはティグレス・デル・リセイと契約し、ドミニカ共和国のウィンターリーグであるリーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・デ・ラ・レプブリカ・ドミニカーナ(LIDOM)に参加している。 2023年はシーズン前に開催のWBCではドミニカ共和国代表として選出された[8]。シーズンでは開幕からクリスチャン・ベタンコートとの併用でマスクを被っていたが、8月22日にDFAとなり[9]、28日にマイナー契約で傘下のAAA級ダーラム・ブルズへ配属された[10]。同年12月22日に一度はロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結び、翌年のスプリングトレーニングに招待選手として参加する[11]も、1試合に出場しただけで、2024年2月25日に自由契約[12]となり、29日にレイズとマイナー再契約を結んだ[13]。 プレースタイル打撃では「パワーがない、両打ちのブラディミール・ゲレーロ」と評され、悪球打ちの技術に長ける。「パワーがない」というのはあくまでゲレーロと比べてであって、将来的にはメジャーで20本塁打を打てると予測する声もある[1]。守備も強肩であり、2016年シーズン終了後には、各媒体で「2016年に最もブレイクした有望株」に選ばれた[14]。 詳細情報年度別打撃成績
WBCでの打撃成績
年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号
代表歴脚注
関連項目外部リンク
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