ジーンマー・ゴメス
ジーンマー・アレハンドロ・ゴメス(Jeanmar Alejandro Gómez, 1988年2月10日 - )は、ベネズエラのミランダ州カラカス出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。 名前の「Jeanmar」は、「ジェンマール(発音:JEN-marr)」と読むのが正しい。 経歴プロ入りとインディアンス時代2005年にクリーブランド・インディアンスと契約してプロ入り。 2009年はAA級アクロン・エアロズでプレーし、5月21日にイースタンリーグでは86年ぶりとなる完全試合を達成した[2]。 2010年7月18日のデトロイト・タイガース戦でメジャーデビュー[3]。 2011年は前半戦にメジャーで5試合に登板して未勝利だったが、AAA級コロンバス・クリッパーズでは10勝7敗、防御率2.55の成績を残した。8月30日に再昇格すると、そこから5連勝を記録した[4]。 パイレーツ時代2013年1月9日にクインシー・ラティモアとのトレードで、ピッツバーグ・パイレーツへ移籍した。 2014年は44試合に登板して2勝2敗1セーブ、防御率3.19、38奪三振を記録した。オフの11月4日にFAとなった[5]。 フィリーズ時代2015年1月12日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結び[6]、4月4日にメジャー契約を結んで開幕ロースター入りした。この年は、自己最多の65試合全てにリリーフ登板。防御率3.01は自己ベストの数値で、リリーフとして成長の跡を見せた。 2016年はフィリーズのクローザーに抜擢され、70試合に登板してリーグ5位の37セーブを挙げて期待に応えた。だが9月は12試合で0勝3敗、防御率19.13と調子を崩し、シーズントータルでも防御率4.85・WHIP1.46という数字に終わり、万全のクローザーを務めたとは言えない投球だった。 2017年は、開幕時はクローザーを務めていたが、2016年8月14日以降の防御率が9.64と30投球回以上の救援投手で最悪の成績となり、6月20日にDFA[7]、23日に自由契約となった[5]。 ブルワーズ傘下時代2017年7月15日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結んだ。移籍後は傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ブルワーズとAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスでプレーしていたが、8月7日に自ら選んで契約を途中で放棄する「オプトアウト」を行使して自由契約となった[5]。 マリナーズ傘下時代2017年8月12日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだ。移籍後は傘下のAAA級タコマ・レイニアーズでプレーしていたが、8月26日に自由契約となった[5]。 ホワイトソックス時代2018年2月8日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[5]。シーズンでは開幕から傘下のAAA級シャーロット・ナイツでプレーし、7月11日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[8]。この年は26試合に登板して0勝2敗、防御率4.68、27奪三振を記録した。オフの10月29日にFAとなった[5]。 レンジャーズ時代2019年1月9日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[9]。3月23日にメジャーの開幕ロースターに入ることが発表された[10]。5月27日にDFAとなり[11]、6月1日に自由契約となった[5]。 投球スタイル奪三振率は低いが、ゴロを打たせる投球が持ち味。2011年はフライ率27.4%に対し、ゴロ率は52.8%に達している[12]。 詳細情報年度別投球成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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